あたしは今、ホームステイをしています。
とゆーことは、つまり朝食と夕食が込みとゆーわけです。
ホストファーザーは80歳。
もう定年退職しています。
とゆーわけで、まだ現役で働いているホストマザーに代わって、
定年退職後は代わりに夕食を作っているという、
世の男性全てに見習え!と言いたいくらいの
理想的な男性であるわけです。
そんなホストファーザー、ハルバートに、
夕食が要らないときは前もって伝達しなければなりません。
その手段は緊急の場合は電話。
でも前もって決まっていることならば
キッチンに置き手紙をして
夕食は要らないという旨を伝えます。
夕食は要らないけど、次の日に食べたいな・・・。
という時は、
『お昼ご飯にするから夕食取っておいてね。』
という感じで置き手紙することもできます。
あたしは今まで夕食を取っておいてもらったことは無かったのですが、
土曜日に初めてチャレンジすることに!
夕食を取っておいてね。
と置き手紙を残してその日は出かけ、
そして次の日の朝、ウキウキしながら
台所に向かうと・・・・・・・
ないっ!!
あるハズのあたしの夕食がどこにもなーい!!
なぜっ?なぜっ?
とパニくりながら、
『あたし、昨日メモ残したんだけど夕食どこ?』
とホストマザーとホストファーザーに尋ねると
そんなものは見ていないというではありませんか!
そんなばかなー!
あたし確かに昨日書いたんだってば!
さらにパニくってるあたしは
たかが夕食ごときで半泣きです。
もともと涙もろいおかげで
夕食1つで大騒ぎできる、お騒がせな女です。
そんなあたしの落胆もようを察したホストマザーは
『きっとメモは何かと混ざって捨てられちゃったのね。
用意できなくてごめんなさいね。
代わりにオムレツ作るから。』
と、慌てているもよう。
それでもあたしのショックは続く。
夕食が無かったことよりも、
メモが無くなっていたことによって、
あたしが昨日の夕食を無断欠席していたという事実に
きっとあたしはショックを受けていたのだと思われます。
何気に優等生なあたし。
でも、他のフラットメイトに尋ねて
あたしが置き手紙をしたという事実が
嘘でないことを証明できたあたしは
機嫌が良くなる、良くなる。
そのころ、ホストマザー、ファーザーは
2人がかりで、オムレツ作ったり
ジャガイモにチーズかけて暖めてくれたり
あたしの夕食の代わりを作るのに大忙し。
いやー、ここまで2人がやってくれると思わなかったから大感動。
とゆーか、よっぽどあたしに悲壮感漂っていたんだろうけどね。
そこまでショックを受けれた、あたし自身が素敵。
てなワケで、今回ホームステイしていて初めて
あたしだけのために料理を用意してもらえたワケです。
大勢で暮らしているからホームステイって感じがしなかったけれど、
この時は初めて自分がホームステイしているように感じられて
大満足。
予期しなかったハプニングが
むしろ素敵な出来事を生み出してくれまして。
ホストマザーとファーザーの優しさを
改めて知ることとなりました。
あぁ、でもお騒がせして申し訳なかったです☆
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