2004年12月01日(水) するっち宣言
今日はちょっとマジに考えてしまいました。と言うのも、会社を辞めて、これまで趣味にしていたことを仕事にしようと、これから遠いアメリカにまで行って勉強しようという人に会ったからです。
そういう話、よく聞きます。そう珍しいことではありません。そしてそれができる環境にあることも幸せだなとも思います。しかしそうしたことすべてを引いても、それは本当にスンゲエことだと思いました。だってこれまで歩んできた人生をとりあえず1回うっちゃるんですよ。その人は和田とほとんど同年代で、女性です。これまで歩んできた人生は色々なことがあり、それはかけがえのない時間だったと思います。よく会社員の人は「ナンにもできないから」などと言いますが、とんでもないです。その間に培ってきた人間関係とか様々な経験はすべて宝です。ほかの誰にも出来ない実績です。でもそれを捨てて、夢に賭ける。ある意味、冒険の旅に出る。きっと本人は不安もたくさんあるでしょう。心の奥底では。でもそれを乗越えて行く。その乗越える勇気を持ち、決心が出来ただけでもう、十分素晴らしいっす。これからの結果とか過程とかがどうのこうのの前に、その決心だけで十分に賞賛に値すると思いました。そしてその決心ができた時点で、50%くらいはその旅が成功してるんすよ。絶対に。きっとこれから実際の旅が始まったら果てしなく大変なこともあるかもしれないけど、そのときはこの決心の尊さを思い出してほしいなぁと思いました、彼女には。ガンバレ〜〜!
そして同時に別の人の話も聞きました。その人はあんまり芳しくない業界で(笑)でもそこで生きて行くって決めた人のお話。最初それを聞いて「どうしてそういう風に自分の可能性を否定しちゃうのか?」とも思いましたが、それは違うなぁ〜と後から思いました。その決心はその決心で素晴らしいと思いました。ある意味、それは夢みたいのをうっちゃることですよね。ここでこの生活を、仕事を続けて行こうって決めるって。どこにも行かないって。ここで生きるって。夢を見つづけるのも素晴らしいけど、夢をあきらめるというか、現実を見つめきるってのもそれまた凄いことだと思います。力のいること。この人もまた女性で、私より少し年上の人。遠くアメリカに行くのと同じくらい力のいる決心をした女性だと思いました。アメリカに行くのと同じ、彼女の人生もまた1つの冒険だと思います。
人生を決めるって大変。私は思えばこれまで1度も人生に決心なんてしてこなくて。すべて先延ばしでズルズルしてきちゃったーー。その結果が「追っかけオバさん」だなんて…。くぅ〜〜。情けなさ過ぎるっす!何かしなくちゃ!私も冒険を!
思うに。若い頃の冒険なんて出来て当たり前。だって若い頃は経験がないから怖いモノもない。知らないから。でも年齢を経て、色々なことを経験して知って、そのうえでやる冒険って大変。でもだからこそ価値がある。ああ。なんかするっち。本当にするっち〜〜〜〜!