2005年04月05日(火) REM誕生日!祝
今日2005年4月5日は格別な日です!
なぜなら今日でREMは結成25年。今日で25歳になったのです!!
すごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいっ!なんてすごい。25年だよ、25年。それがどんな年月か!25年前、和田は14歳でした。静岡県沼津市の中学生で、はっきり言って当時のことは何ひとつ記憶がありません。きっと息が苦しくてハアハア言ってた頃じゃないかな?とかって病気の記憶しかありません(笑)。REMはそんな時に始まって今に至っているなんて…。なんてことだ!!と呆れ、驚き、愕然とし、そしてそして賞賛の拍手です。それからずっとあの4人は…3人になっても、お互いにウンザリすることがあっても、お互いを信じていっしょに作品を作ってきたなんて!長いツアーに出かけ、旅をずっとずっとしてきたなんて!なんて凄いんだろう!!
このあいだ名古屋でのコンサートで「スウィートネス・フォローズ」を演奏してくれました。そのときに最期、ビル・リーフリンのドラムだけがドンドコドンドコと響いた時、和田は「ああ、遠い太鼓だ。これが遠い太鼓の響きだ」と勝手に思いました。遠い太鼓の響きをはじめて聴いたのです!…と言ってもなんのこと?と言われるでしょう。「遠い太鼓」とは村上春樹のエッセイのタイトルなんですが、元々はトルコの古い謡曲で、こんな歌詞があるそうです。「遠い太鼓に誘われて 私は長い旅に出た 古い外套に身を包み すべてを後に残して」…彼らはきっと25年前に遠い太鼓に誘われて長い旅に出たのです、すべてを後に残して。そしてその旅は今も続いていて…その音を人生で私は初めて聞きました。そう思ったら涙が出ました。とっても。
25年目の今日も彼らは旅の途上にいます。ハゲちんはこのあいだ和田に今まで1度もゴールというものを持ったことがなくて、だからこそここまで来れたと思うと言ってました。なんてなんてステキな言葉だろうと思った。ゴールなんてない!って。みんな必死にどっかに行こうとしてるのに!目的地を求めてあがいているのに!彼はそれがないんです!そう、ただただ漂い、旅を続けるだけなんですね。
そんな彼らの旅にほんの一瞬でも関われた私は本当に幸せ者。旅の香を嗅がせてくれてアリガトウ。
(ちなみにリーフリンはまだ2年くらいしかいないじゃないか!というツッコミは無用です。グワッッ!)