ひぽこんコラム

2005年06月19日(日) リチャード・ハーレイって何者?

 REMの前座には色々な人が選ばれ、まぁ、日本公演では様々なお声もございまし〜たが、今のUKツアーはまたステキな人達が務めておりますよね。ズートンズとか。私、クアトロでズートンズのライブを見て「ここんところクソみたいのしかいないUKロック新人の中で、これは凄いわ。別格だわ」と思ったので、ズートンズの抜擢はうれしいです。
 しかしみなさんきっと、これは誰?と思ってるアーティストがいるのでは?ええ。ええ。それはリチャード・ハーレイ。Richard Hawleyですぅ〜〜。この人、すばらしいシンガー・ソングライターさんです。実は一昨年、サンフランでピーターにインタビューした際に「僕はいまだにオタクだから、知らないアーティストのCD見付けるとバカスカ買っちゃう」などという告白を受け、「うんでは、最近買われてステキだったのは誰でっか?」と聞いて、その答えがこのリチャード・ハーレイでした。そのときのアルバムが『ロウエッジ』でした。そして和田はエエエエエ?と驚いたのでしたわあああ。
 なぜって?ふふふ。その直前に和田、そのアルバムのライナーを書いておりましたぁんですわ。インペリアル様から日本盤、出ているんですよ、ハーレイさん。名前のとおりっていうんですか?バイクにまたがったジャケで…。
 でも中味はそんな荒くれ野郎ではありません。リリカル…っていうんですか?ロマンチ〜〜クで、すごく優しい歌です。ギターがポロロンで。でも不思議で、そんな人をあの「あざといわよ〜〜ん」のPULPのメンバーが気に入ってツアーに使ったりしてたんです。でもそれに疲れ果てて、彼はソロ・アーティストとして地元シェフィールドで地味に地味に活動してるんですわ。あ、元々はロングピッグスというバンドをやっていた人です。(誰も知らないだろうなぁ)
 そんなこんなでピーターのお引き立てで桧舞台に立っているハーレイさん。きっとドキドキだろうに。でも頑張れ頑張れハーレイさん。なのです〜〜。
(注:ピーターのお引き立て…というのが今回のミソですね。ピーター、音楽の趣味いいもんっ!誰かと違って…)
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