2005年07月05日(火) ライブ8について今更
もう絶対イヤイヤイヤ〜〜〜〜〜!と背を向けていた「ライブ8」に関してですが(って今更言ってる)私なりに考えがまとまりました。
アーティストに関しては、彼らは彼らなりに善意からあれに出たのであるから(と、信じることにしました、全員に)彼らはいい。しかし許せないのは、今度のG8サミットの議長国であるイギリス、その首相ブレアです。奴は今年、国連がアフリカ年と定めたことを(らしい)いいことに、アフリカをG8サミットの議題にして、日頃からアフリカ問題を話し合うイギリスの中の会議のメンバーであるボブ・ゲルドフをうまいこと使ってあんな催しをやらせ、いっしょにニコニコ写真を撮り、そしてイラク問題で信用度ガタ落ちの自らを救出し、そして全てを誤魔化そうとしていること。それがとにかく許せません。ブレア。あいつは本当に悪魔っちです。片方ででイラクの人達を殺し、自然を破壊し、そのもう片方で施しをしよう自然を守ろう…なんて。ありえない。
で、きのうNHKでアフリカ問題についての番組をやっていましたが、アフリカを救うこと、それは果てしなく難しいと知りました。まずアメリカがイラク問題で汲々としてるのと同じで、民族性とかあらゆる考え方が違うので、欧米社会がその社会構造や考え方を持ち込んでも絶対に失敗してしまうということです。ましてやただお金を垂れ流しても同じです。日本もたくさんの過ちを犯してきて、皆で競って「いくらアフリカに使ったか」だけが大切だったようです。だからこれからはそういう点を反省して、どうしたらいいのか?をもっと地に足をつけて考えなければならないと言ってました。
しかしたとえ「大きな工場を建てて、現地の人を雇い、教育し、現地の人だけで大丈夫」となった時点で大国が手を引いて(このときはドイツ)も、アッという間にその後、その工場は倒産したという話もやってました。結局、競争していいものを作って売る。経営努力をするみたいな意識がゼロなので、駄目なんだそうです。そう言えば、前にウルルンで芋作りを日本人の海外協力隊みたいな人達が教えて、それが根付いたけど、でもやっぱり植え付け方とかそういうのが雑で、おいしいお芋が獲れない…。で、そこに金時のおいしい芋作れる人とか連れてって教えたりして、「そうかそうか」なんてやってたけど。あれだな。あれがいいんだな。農業だな。しかも1度教え。さらに教え。何度も何度も何度も教える。そしていいモノが出来たら高く売れて、お金になることを徹底して伝える。それだな。
ってことは(と、またロクでもないこと思い付いたであ〜〜〜る)。あれだ!和田が行こうとしてて行けないでいる茨城の農業研修学校!あれだ!あれにですねぇ〜〜、ボノ先生やらハゲちんやらゲルドフ君やらエルトン翁だの、「アフリカ救いたくてたまんね〜〜」って言ってる人達を押し込んでですね。学んでもらうんだな!農業!そうだなぁ〜〜〜、最低でも3ヶ月か?で。その後アフリカに行って伝えてきてれ、農業を。それだそれだ。むろんブレア君にも行ってもらおう。あの性格の悪そう〜〜な女房と。
それにしてもハゲちんの農業研修。ふふふ。妙に似合いそうだな。長靴はいて、クワ持って。「キャアア、ミミズよ〜〜ん」とか叫んで。ふふふふ。(と、また妄想)
PS:とにかく大爆笑!文章はいいから写真を探せ!
http://abcdane.net/blog/archives/
200507/live8_bakaure.html