ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

静けさ - 2003年06月16日(月)

先日私の周囲が工事だらけでウルサイ、という話を書きました。

昨日は休日だから工事は休み。
仕事も休みだから電話もとらなくてすむ。
(ちなみに私の仕事では、一日に少なくとも100本は電話をとってると思う。)

昼からちょっと短いコンサートがあったのだが、すぐ帰ってきてベッドでゴロゴロしていた。




静かだ。


久しぶりに静けさの中でゆったりした気分。

雨が降ったり止んだりしてたまにパラパラッ、サラサラと雨音が聞こえ、
風で葉がすれる音がして、
時折小鳥が鳴く声がする。

そういうささやかな音が耳に、体にしみてくる。


私は改めて思った。


静けさから全ての音は始まる。(当たり前だが。)
音楽も静寂から生起してくるんだよな。

かつて武満徹さんが「音、沈黙と語りあえるほどに」という本を書いていた。
(ついでに言えば武満さんの音楽は休止の沈黙が、音があるところ以上に雄弁な音楽を書く。)

私は人と一緒にいて、人と喋ったりする時間が必要で、またそれが大好きだけど、
しかしまた、私にはこういう一人で静かな時間が必要なんだ、時々でも。




...




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