縁側日記  林帯刀





2005年08月12日(金)  八月八日。


八日の夜に、祖母が亡くなりました。
八十一歳でした。

喉の骨が完全な形できれいに残っていて、
担当の人が「十日に一度あるかないかです」と言っていた。
高齢だし、入院もしてたから、骨が崩れているかと思ったけど、
そんなことはなくて、みんなが拾うことができた。
畑仕事も洗濯もしてたから、そのおかげだと思っている。





八月八日の記録

・薄曇り、夕立あり
・衆議院解散
・塩ラーメンを食べた
・夕立の最中に歩いてびしょぬれになった
・夜の病院は思ったほど怖くない





どこを見てもそこに花が咲いてるだけで涙がでてきた。
遺影は旅行に行ったときの写真で、
後ろに秋桜が写っていた。




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