雨は、そらの流す涙。
実家のベランダで、雨に打たれるのが好きでした。
一人泣いて過ごす夜。
雨が、身体を冷やすのが。
とても、ここちよくて。
このまま凍ってしまえたらいいのに。
震えながらも、心は穏やかになる。
そんな、雨。
だけど。
今回は、敢えて。
降ってほしいのに、降ってくれない。
そんな場面。
なぜなら、天邪鬼だから。
テーマから外れるギリギリのライン。
そんなところを狙ってます。

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