日々日記
いちらんふるいあたらしい


2006年07月10日(月) ゆるやかな変化

新しい仕事をはじめて1年。

新しい環境になって1年。

新しい毎日が始まって1年。

そして、新しい自分。これまで見たことのない、でもすごく自然で無理のない自分がいる。


時間が薬になることを分かってても、その知識は辛さの和らぐ要素にはならない。

時間は、経たなければ薬にならない。苦しいけど時が流れ、毎日が過ぎ、気付けば半年、10ヶ月、1年と流れて初めて薬となる。

時間薬って、観念ではまるで役に立たず、実践でしか感じられないものなんだなぁと思った。それにしても時間薬はヨク効くね。

携帯は変えて正解。
友人たちに新しい番号やメアドを教えるのは億劫だったけど、気持ちの切り替えには多いに役立ってくれた。

髪も切った。それがまた短いのが良く似合うの!知らなかったよ今まで。

コンタクトも、仕事が変わって今ではホコリっぽくないので、ようやく使えるようになった。視界が広いし、鼻が痛くならないので非常に重宝している。アイメイクも映えるしね。

そんなわたしを見た消防仲間は、あまりの変化に最初誰だか分からず、みんなで「ねぇあれ誰?新しい子?」などとアホな会話を交わしたらしい。みんないい年してなんて面白いの。ああ愛すべき仲間たち。感謝。

今でも好きかと聞かれれば、好きだ。たぶん向こうもそうだ。
でも、もう恋人同士になることはないって、はっきり思う。連絡とるつもりも一切なし。

かくして、不思議な新しいカテゴリーに分類される元カレが誕生したのです。
彼は、わたしが生きてる限り、しかも好きなまま心のなかに住み続けるわけですから、ある意味永遠の恋人だ。恋愛にも結婚にも永遠なんてあるわけなか!と思う私だが、あったのよ…。韓流ドラマの中じゃなくて、今ここにあったのよー!永遠が。

自分にとってはかなり衝撃の出来事だ。
共存?ロハス?(←いやロハスは違うだろ)

変化し続けることって楽しい。
時にしんどいけど、変化し続けたい。
良い変化を望むけど、時に悪い変化も訪れる。悪いことが起こるのなんかはしょうがないから、それでも良い変化を求めて足元から出発したい。1歩でも2歩でも、進んだと思いたい。

変化しないことを好む人もいれけれど、変化しないものなんてないわけだから(ほら『万物は流転する』っていうし『諸行無常の響きあり』ともいうよ)、つまり変化しないとうのは、変化する自分を常に変化させないでいるという変化なのだ。

ただし、この場合は前進じゃなくて後退という変化だ。

フフフ。

なんかこう、気分は常にゆったりしながらも「どこからでもかかってきやがれ」みたいな妙な感じです。ゆるっとしながらも、いざという時は受けて立つぜアハハ!みないな。

わー。どこに行くんだろうわたし。でもなんか嫌じゃない。そういうの。
てへへ。


inu-chan