日々日記
いちらんふるいあたらしい


2007年05月20日(日) 魅惑の古本街

どうしても手に入れたい本が数冊あり、
午後、都下の田舎から思い切って神保町まで繰り出す。
が、日曜日は古本屋はほとんど休みなのだそうで、目当ての店も休みだった。
がーん。

さて気を取り直して古本探し。
古本屋にもカラーがあって、それぞれ扱う本のジャンルが異なってる。
それを軒先で見分けながら、「匂う!」と思ったら店内へ。

山積みになった本の中に目当てのものが埋もれているかと思うと
熱が入るのだけど、見ているうちにだんだん目が回ってきた。
本重いし。
中腰疲れるし。
おなかすいた。。。

なにかひとかどのことを成し遂げようと思って学問するには、
本当に体力がいるんだぁ〜なんて思いながら、
それでもいろんな本を見ているうちに、自分の興味のあるジャンルが
こう、体系的に見えてきたというか、なんとなくつかめたのは収穫でした。

きょうは、前々から欲しかった「コルチャック先生」の文庫本と、
デューイの「学校と社会」の文庫本をお安くゲットした!やったー。
で、あとは旧約聖書の「出エジプト記」岩波文庫と、
朝日選書の「ユダヤ人 神と歴史のはざまで 上下」も買えた。わーい。

宗教社会学を学ぶのに聖書を読んだことがないなんて、
ありえない?と思い、まずは出エジプトから。

でも、本当に必要だったマックス-ウェーバーの本は帰ってきてから
結局アマゾンで買った。なんなんだ。

いまのところ、自分にあるのが学びたいという意思だけで、
普通に3年生になった子たちとは蓄積されているものの量が違う。
同じ土俵で相撲をとるには、まずは本を読むことだ。それしかない。

どうせやるなら追い越す!アウトコースから追い越す!
同級生に、inu-chanってちょっとヤバーい。と言われるくらい
極めてみたいものです。ほほほ


話は変わって。
辞書が本当に好きなんですが(初任給で辞書買うくらい好き)、
大学に入ってから新しいジャンルの
辞書を買う必要に迫られ嬉しい限りです。
一回手にした辞書はどうしても手放せません。どれもかわいくて。

神田でも、見たことも聞いたこともない言語の辞書があって
つい買いそうになりました。
読めないのにそんなの買ってどうする!

そんなこんなで日曜日も終了。明日からまた始まるぞ。

追記:ごはん炊きに失敗し、やたらモチモチした水気の多いご飯をしばらく
食すはめになりましたが、最近おなかの調子が思わしくないから
ちょうどいいんだもん!と言って自分を慰めています。
ふふふ。


inu-chan