日々日記
いちらんふるいあたらしい


2007年11月01日(木) きのこ部

大学で、きのこ好きの卒業生(現在は他大の院生)と、
ゼミの同期とわたしの3人で「きのこ愛好会」を作った。

略して「きの愛」。


各人のきのこにかける情熱はまったくもってアツい。

ああ、でも院生以外の2人は情熱があっても協調性がないわ。

そんなかんじで(ものすごく)不定期にきのこ部開催中です。


実家から送られてきたキャベツに、ぷりぷりしたイモムシが住んでた。

久々のイモムシとの遭遇。邂逅。逢瀬…。
この衝撃、久しぶり…。
やっぱ破壊力あるわー。

今日はみそ汁に入れようと思ってキャベツの葉を2枚めくって、
残りをポリ袋でくるんで冷蔵庫にしまおうとして
くるっとひっくり返したら、

いた。


割り箸でつまんで、玄関から投げちゃった。
ごめん、イモムシ。

でも、無理。
やさしくしてあげられないー。
怖いー。


自分と縁があって目の前に現れた人のことを知りたいと思い、
いつもまず相手の話を聞いてきた。

その人達は、友人だったり、先輩だったり、上司だったり、
みんなわたしと関わる立場はいろいろなんだけど、
彼らと話すのは楽しかったから、これまで喜んでそうしてきた。

でも今日思いがけず自分のことをすんごく読まれちゃって、
なぜかは分からないけど、その人が本当にわたしのことをよく分かってて、
あれこれ言い当てられてしまったので、すっごくすっごく嬉しくなった。


それで、わかったことがあったの。

相手のことを知りたい知りたい、って思って聞いてきたのは、
つまり「わたしのことを知って欲しい、わかって欲しい」って願いの
裏返しでもあったんだなって。

もちろん、だからって縁した全ての人にわかってもらうなんてできないし
それは望んでない。

だけど、たった1人でいいから、ありのままのそのままの、
軽妙な言葉にも隠されていない、謎のテンションにも阻まれていない、
謙遜もしない、尊大にもなってない、ふつうの、そのまんまの自分を
誰かに分かって欲しかったんだな〜と、思ったんだ。

わたしって、こうでね、こういうことしててね、こう思っててね、
っていう説明をどんなに懇切丁寧に、一生懸命言っても、
夜通し、いや3日間、一ヶ月、はたまた10年言おうが、
わかんない人にはわかんないのだ。ってことも知ってるからね。

自分の中で久々に、自分の生来持っているたましいが
脚光を浴びた気がした。

ついね、だましてたりね、見ないふりしたりね、
忙しさにかまけて放置しちゃったりね、するんだよね。

ごめんよたましい。
なんか意味不明かもしれないけど、そんなかんじなのよ。

嬉しかったなぁ。
とにかく、
嬉しかった。


inu-chan