日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
いまわたしが
台所で換気扇をまわし、ドアの外とはいえ洗濯機をまわし、
エアコンのドライ機能を使いながら、
部屋でパソコンを使って音楽を聴き、
遅めの昼ご飯を食べていたことについてふと考えてみると、
安定供給される電気やガスを(代金を気にしつつも、使おうと思えば)ふんだんに使えて、
いや、何よりもまず 雨風や危険から身を守りなおかつプライバシーを守るシェルターとしての家があり、
そこで安心して食事ができ、
水は安定供給されてなおかつそのまま飲めて、
(ガス代や水道代を気にしつつも)あたたかいシャワーがふんだんに使えて、
トイレは水洗で清潔で、紙もあって
寝床があって、エアコンもあって、冷蔵庫もある。
でもこれらが揃った暮しを享受しているのはわずかな人間だ。
そのわずかな人間の営みによって、世界が否応無しにグローバル化していって、
たとえばアフリカで 目の前に油田があってもその利益に全くあずかれない現地の人びとや、 レアメタルの採掘に携わっても、その金属が最終的に生む富のほんのちょっとしか 手にできなくて、十分に食べることもできず、ましてや教育を受けるなんて夢のまた夢で… という人びとが、ほんとうにいる。
今現在もそこにいる。
帰る場所も、状況を変えるためにできることもなくて、 いや、それ以前に満足に食べることも、安心して寝ることもできず、 病気や飢餓やレイプの脅威に常に晒されながら暮らす難民キャンプの人びともいる。
今わたしがこうしている最中にも、 地球上のどこかにいる。
このままでいいわけがない。
サバルタン…
言葉がうまくまとまらないー。
わたしはどうしていくべきなんだろうか。 何を仕事として選ぶのかも考えながら勉強をしていかなきゃなぁ。
inu-chan
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