日々日記
いちらんふるいあたらしい


2008年09月15日(月) 21世紀の苦行

日本宗教学会に行って来た。


会場の筑波大学には全国の学者の人たちがわらわらといて、
社会学を始めて1年半のわたしには、そこは完全に異空間だった。


なにしろ、何を話しているのかがわかりませんの。専門用語、宗教にまつわる学門の歴史、
旬の話題、命題、などなど。さっぱりわからない。

そして、難しい。
とにかく、簡単にとか、わかりやすくとかは、ありえない。


そのわかんないものを一生懸命聞くのがまた…疲れるったらないのです。
まさしく苦行。

勉強の苦手な、または理解の追いついていない子どもにとって、
授業がどんだけ苦痛かがわかった気がした。得難い経験をしたなー。

一応inu-chanは大人なので、
その苦痛から逃げ出さぬよう、自分の意志でなんとか食い止めた。

地獄のような2日間だった。疲れた…。


わたしは自分を褒めたい。


いつか、いや、修士課程の間には、
あそこで話してることの意味がわかるようにならねばなぁ。

いつか未来に、
あの時の苦痛がわたしの血となり肉となった!
ということを実感する日が来るのを大いに期待する。

がんばろう自分。

わかんないってことがわたしの強みだ。


inu-chan