日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
2008年11月16日(日) |
手帳を語る。勝手に。熱く。 |
歯は痛い。しかしアグレッシブな日曜日だった。
結局歯医者に行ったものの、炎症がひどくてこのままじゃ麻酔が効かないと言われ、 火曜日まで化膿止めを飲んで待機となりました。がーん。
すぐ助けてくれるとばかり思っていたのに…こんな落とし穴があったなんて…よよよ。
でももらった薬が効いて、おかゆ以外のものも、もんのすっごくもたもたしながらだけど 食べられるようになったから、マカロニグラタン作って食べた。うまかったー。泣ける。
さて、来年の手帳をどうするかで、毎年この季節になると頭を悩ませる。
昨年は、初めて「ほぼ日手帳」を使った。個性的で、たしかに面白い手帳だった。 でも使い勝手でいうと、私には少々余分な部分が多かったなぁ。
(しかも重い。そして使ううち更にどんどん重くなる。)
なので来年はほぼ日手帳から離れてみることにした。
あ、でもほぼ日の路線図は大活躍だったので来年用に買いました。あれは便利だよ。 しばらく東京を離れていて、すっかり乗り換え感覚が失われた私にとって あの路線図はすごく強い味方ですじゃ。
それと、ほぼ日では「ポケットセクレタリ」という薄くて小さいはさみも買った。 アルスという日本のメーカーのはさみで、手帳に挟めるくらい薄いんだよ。
知り合いの研ぎ師さんがアルスを絶賛してて、 その人は年末になるとお得意さんにそこのはさみを配るほどなので、 こりゃ間違いないわと思って買った。あんなにぺらいのに、すっごく切れてびっくりしたよ。
なお、今年新しく発売された「ほぼ日手帳カズン」に関しては 最後の最後まで後ろ髪ひかれたけど、
「いっぱい書ける!」ってそりゃアナタ、従来のほぼ日手帳の2倍の大きさだからね。 そして、やっぱり私には「余分」な部分がある気がしたんだよね。
やはり重い…。これ以上背筋を鍛えてどーする。 ただでさえ荷物多いもんなぁ。
思い切って一回離れてみて、それでまた、新しく見えてくることもあるでしょう。うん。 ほぼ日がどっか行っちゃうわけじゃないんだから。(若干、ぐずり気味)
というわけで、ほぼ日手帳から乗り換えまーす。
じゃぁ来年の手帳は何使おうかな〜と思って、思案したところ、候補が2つ出た。
MIDORIのトラベラーズノートか、MOLESKINEか。
トラベラーズノートは、仕組みが面白い。 革製の本体に、月予定やノートなど好きなものをはさんでカスタマイズできる。 姿形も美しい長方形で、皮の質感もかっちりしてなくて、程よい。
「仕事をさせる手帳」というより、断然「旅に誘う手帳」って感じなのだ。 ハンズに行くたびに手に取って悩む。
三女がここ数年この手帳を使っていて、すごく気になって観察してた。
おととしはMOLESKINEのポケットサイズを使ってたんだよなぁ。 それだけじゃなく、何を血迷ったのか、ポケットファイルからアルバムからノート、 日記帳に至るまでMOLESKINEという年だった。
使ってみての感想は、ちょっと罫線が透けて見え過ぎる気がするなぁということ。 でも雰囲気そのものはすごくいいから、罫線の透けのことは無視します(なんだそりゃ)。
MOLESKINEは、黒い、ソフトタッチのカバーがシンプルでいいんだよねぇ。 この手帳が醸すのは品があって端正な雰囲気。中のベージュ色の紙もいい色してる。
手帳の印刷にいろんな色を使ってないので、使い手が書き込む時の色がすごく映えるし、 使用色を制限することで、すごく心地いいカスタマイズができる。
で、悩んだ結果、来年はMOLESKINEに決定。
しかも、来年は大きい紙面にのびのびと字を書いてみたいと思い、 MOLESKINE MONTHLY NOTEBOOK の一番でっかいサイズにしました。クフフ。
どんくらいでっかいかというと、B5のノートより少し縦が短くて、少し横幅が長い感じ。 でも、ほぼ日手帳よりは軽い。
学校で友達とボスに見せたら「でっか!」って2人とも言ってた。グフ〜。
MOLESKINEには、手帳の後ろに内ポケットが付いているんだけど、 これがあんまし使い勝手がよろしくない。やる気あんのか、ってくらいに。
なので、この手帳の裏表の中表紙にですよ、先ほどのトラベラーズノートの、 カスタマイズ用のポケットファイルをくっつけた。 裏がシールになってて、ぺたんと貼れるのだ。
するとそこに紙片や「ほぼ日の路線図」を挟めるようになった。わーい。
さらにリフィルの透明ポケットを付けたら、そこに先日ほぼ日で買った ポケットセクレタリが入りました〜。わーいわーい。
手帳は楽しい。
まずは実用的だ。忙しい時は手帳が欠かせない。 反面、…忙しいのに手帳を見なくなってくると、ちょっと危ないサインなのだけど。
そして、私にとって手帳を特別なものたらしめているのが、余すところなく、そして 恥ずかしいまでに赤裸々な「プライベート情報が満載」であるということ。
ここまで書き連ねていいのでしょうか。ってくらい、他人にはあえて言わないことまでびっしり 書いてある。考えてること、頭の中の具現化だ。
そしてまず他人には見せない。
手帳って、閉じてる時は二次元だけど、 開いてあれこれ思案や思索をするときは、恐らく四次元くらいまで開いてそうな感じ。
手帳の中には、過去も現在も未来もある。
面白いなぁ。
今年も手帳のことで熱くなっているinu-chan。 ああ秋が過ぎ行くなぁと感じまする。
inu-chan
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