日々日記
いちらんふるいあたらしい


2009年03月10日(火) 春のつれづれ

ひっこしひっこし。
今日やっと光回線が開通ー。ネットなし生活長かったー。


そして春っぽく、空気も水も温んでいくのと同時に、
わたくしも自堕落モードから、ヒヨッコ研究者モードに少しずつ転換中。
…さすがにな、いい加減にしゃんとせんとな…。

いや、研究者とか言い過ぎだわ。反省。まだ全然研究者ではない。ふはは。
つーか、卒業式!21日!忘れかけてた。てへ。


ところで、ところで!

竹細工にすごく興味があるんだ。
どのくらいあるかというと、松本までこの夏習いに行こうかと思案してたくらい。

というのも、松本の竹細工職人さんは超高齢でさ、
早くしないとこの世からいなくなっちゃうからなんだけど。

なんと竹細工職人、地元にもいたんだわー。あーびっくらこいた。
「自給自足」という季刊雑誌に「中津川」の文字。ひゃー。

そうよねぇ、あそこ、竹いっぱい生えてるし、水も空気も空も良いもんね。

てことは、松本の人に習うの間に合わずにお師匠が死んじゃったとしても、
中津川の人はご存命だということだ!若いし!


生活の中で使うものを自分で作って暮らしたいという願望があるのだけど、
(みそとか醤油とか、野菜づくりもその一環)
竹のカゴは気に入ったサイズもデザインもあまりないというのが作りたい一番の理由。

オールマイティに使える美しさというのも確かにあります。
何を入れても、どう使ってもよしの美しさ。


だけど、そうじゃない美しさを求めたいんですよ。フェチ的な。

自分の腕の長さ、ウェストの位置、手のひらの大きさなどから編み出された、
「いちばん使いやすい大きさ」とか、

空間の占有という面で一番美しい「縦横比」だとか、

中にものを入れるという機能という面では、
入れるものによって専用の高さや幅にしつらえることだとか…。

きりがない。

あと、いいカゴは高い。でもやっぱ、いいカゴなのよ。うっとり。
高くていいカゴを買ってそれをお手本にする。

編み物は好きじゃないけど、竹でカゴ編むのは絶対楽しいと思う。

売る訳じゃないから、竹の加工の仕方と編み方を教われば、
ひとりでぽつぽつ編んでは使い、使っては次回作で改善していける。

などという、素人の夢を果たして職人さんが聞いて下さるかっちゅう
問題があるんですけど。がんばるにゃ。



なんだかますます社会学から離れて行っているように見えますが、
そうでもないんよ。
でも、もしかすると社会人類学とかそ文化人類学のほうにシフトする可能性はあるかもねー。


inu-chan