惑わずにいられるか。...きんねこ

 

 

アイドルだって老いるのだよ - 2003年09月01日(月)

今日こそは今さらながらの角川本のネタを、と思っていたのですが…。

仕事の帰り道、車のラジオから聞こえてきた話にぐさっとなりました。落合恵子さんといって私が子供だった頃、カリスマ的人気があった元DJの方とアナウンサーさんとの会話だったんですが、どうもテーマが『いい年とってますか?』というものらしい。リスナーの方からのFAXやメールを読みながら番組が進んでいくんですが、最後のほうでね、七十か八十過ぎの男性からのお便りで、

ごめんなさい、うまく書けないんだけど、なんかね、年をとるのは自然なこと(これは同感)、なのに若くあろうとあがくのはみっともない、みたいな。(恐ろしくはしょったし、正しい意味でないかも…でも私にはそう受け取れたの)

若くありたい、と願うのは、そして、そう努力するのはいけないことなんでしょうか。

私は職場の若いお嬢さんたちとくだらない話をするのが大好きです。テレビのことやお気に入りのタレントのこと、メイクの話題とか…。別に若い子に迎合している訳でも、話についていけるよう努力している訳でもない。純粋に同じ気持ちを持ってるから。この事はいいんです。わたし、本当に心は若いから。ふーんだ。ただ、問題は次。

7月の終わりに娘と原宿へいったんですが、駅でね、トイレに入ったの。
ちょうど夕日が差し込んで、妙に明るかったなぁ、鏡の前が。
手を洗って、顔をあげて…

「誰よ、このババアは!・・・わたし?!」

もうムンクの叫び状態でしたね。心底落ち込んだもん。まあね、美容院にもいかない、ろくに化粧もしてないから、子汚いのは当然なんですが、ここまで年老いていたとは…。ショックでしたね、たまには違う鏡で見てみるもんですね…。

その日以来、思うことがあるんですよ。若くありたい、という事ではなく、少しでも、ほんの少しでもキレイでいたいと。白髪だらけのツヤのない髪を直したいし、シミも隠したい。おでこのシワも取りたいし、たるんだ頬もどうにかしたい。猫背もやめてシャキッと歩きたい。

こんな努力はみっともないことかい?

先日の天地真理にはどぎもを抜かされましたが、あそこほどではなくても、豪邸を競売にかけられた方を見て「昔はカッチョよかったのにね」とか、ある小さな村のカラオケ大会で本物の方が唄ってらっしゃるのを見て「にせもののほうがオーラがあるぜ」といわれないように、芸能界の方々には、特に気を使って、いつまでも若く美しくあり続けていて欲しいですよね。

ファンの夢をこわさないように…

メンテナンスお願いします。特にちっさいほうの…。



-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail