くーちゃんの運転する車に乗っている。海沿いの道に出たら、海は満ち潮で、その水が、道路まであふれていた。水の量は、車がすっぽり入ってしまうくらい。でも、私たちは「わぁ、満ち潮だねぇ」というだけで、あまり驚かなかった。そして、そのまま、車を走らせて、水の中に入ってしまう。あたりまえのように。水の中は、透明ですごく綺麗だった。それを見ながら、閉まっている窓のすき間から、水が入ってこないかとハラハラした。