深海図鑑

2001年11月25日(日) ラベラー

人が次々殺される。
殺すのは、男の人だったけれど、私の目線は、その男の人の目の中にあったから、私が殺していたのかもしれない。

俳優の人が次々と出てくる。
私自身、私になっている男の人も、俳優。今思い出したけれど、塩見三省氏だった、夢の中の私。
だから、まるで映画の撮影のように、人が死んでいくし、物語が進む。
でも私(塩見氏)は、これが撮影なのか本当なのか、半信半疑のまま殺してしまう。
ピストルの代わりに、品物に値段をつける時に使うラベラーを使うので、手に持って歩いていても、誰もおかしい目で見なかった。
ラベラーの中に、銃がしこんである。
私になっている男の人は、警官で、警官のふりをしてラベラーを持って、ある部屋の中に入って、入る時「そんなもの持って入るの?」と言われるけれど「そうです」と平気な顔で答えて、そして一人で入って、ラベラーで人を撃った。


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