どこかのホテルの部屋。 明日の朝8時に大地震が来る事になっていて、人々は非難。 何人かのグループになって、ホテルに泊まる。 私が泊まる部屋には、男の人(35歳くらい)外国人の女の子(18歳くらい)それから、治朗君と私の4人。 地震の時間まで、もうそんなになく、4人で、ひとかたまりになって、そのときを待った。 でも、8時になっても地震はこなくて、「あれれ?」などと思っていたら、8時6分に、ぐらぐらと、揺れはじめて、その揺れは、遠くから何か、波のような物が近づいてくるようで、いずれそれが、自分のところまで来て、大変な地震になるのだろうと思った。 でも、結局、その地震もたいしたことはなく、そのままおさまってしまった。 私は、ほっとしつつも、この騒ぎはいったいなんだったんだろうと呆然とする。 地震が来るまでの時間は、あんまりにも怖いのと不安な気持ちで、治朗君にくっついていた。
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