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再読。リバイバル。再考。
2001年04月27日(金)
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昨日、地下鉄の向かいの席に座った男の子がいたのですが、なんか(あらゆる意味で)目を引いたので、ぼんやりと視界に入って来たのをそのままにしておりました。 服装がオーバーオールで、グリーンの長袖だったのが凄く気になったんですけれど。髪形は、何と言えばいいのでしょう。おかっぱ位でもちろん茶髪で、パーマをかけていたので半扇状に広がっていました。 顔は特に見ていなかったのですが、まあ、普通にありがちだと思います。 普通だったらもう忘れていると思うのですが、彼が目を引いたのは、本を読んでいたからです。雑誌でも、文庫版でもなく、ハードカバーだったのです。 大通り駅に着いた時、持っていた半透明のファイルケースに入れた時に、見てしまったんです。その本が、
完全自殺マニュアル
だったのを。
彼はもちろんそんな物を見ている私に気付かず、携帯で話し出しました。 「うん、今大通り。え?寝てた」‥‥云々。 それが家で今まで寝ていたのか、地下鉄の行きの電車内で寝ていたと言う意味だったのか、私には判りません。
まあ、最初にこの街に引っ越して来て、嬉しかった(?)のが、パンクな女の子が「バトル・ロワイヤル」を読んでいた事でしたからね。その位の事がないと、実感出来ないのかも知れませんが。
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