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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2001年06月30日(土)
新・潟・物・語

ああ〜だから今夜だけは〜君を抱いていたい〜♪
ああ〜明日の今ごろは〜僕は汽車の中〜♪

と、ゆーわけで、ゆうは今日から新潟へ飛びます。
皆が学校でおべんきょしてる時には、我が輩は飛行機の中でありますな。
旅の用意というのはいつになっても楽しいもので、どれを持っていくか迷います。
いや、そんなに楽しい旅ではないのですが(^^;)

というわけで、行ってきました。新潟へ。
新千歳空港から新潟行き436便に乗ります。

空港に着くと、出発まで時間があるのでホットドックを食べつつアイスコーヒーを飲んでゆっくりと過ごします。
新千歳空港には『紅の豚』に出てくるようなプロペラ機が展示されていて、暇つぶしに困りません(笑)
往年のプロペラ機を鑑賞しているとそろそろ出発の時刻が迫ってきたので、ゲートへ行きました。

大阪から来た修学旅行生がいるようで、ゲート付近は賑わってましたが、持ち物検査を過ぎるとあまり人も居ませんでした。

飛行機に乗って自分の座席に座り、備え付けの雑誌『雲の王国』をぱらぱらとめくっていると、飛行機が走り出しました。
滑走路へ向かう途中、前方スクリーンではなにやら緊急時の説明が放送されてます。

機内アナウンスによると札幌は晴れですが、目的地新潟の天候は曇り、気温は24度とのこと。以外と涼しいですな。

定刻通り、飛行機ANA436便は滑走路入り。
少し強めの負荷がかかり、飛行機は滑走路を暴走列車のように走りだします。
翼の可動部分が迫り出してきて飛行機は重力を断ち切り、空へ。
あっちゅーまに空港がプラモデルみたいに小さくなっていって、もう見えなくなりました。飛行機ってすごいっす。

無事予定の高度まで到達し、姿勢が安定したらオートパイロットに切り替わります。
そうなったら客室乗務員、つまりスチュワーデスさんが飲み物をサービスしてくれます。
ゆうはコーヒーを頼み、スティックシュガーとミルクをくるくるかき混ぜながら外を眺めてました。
気圧の関係で、機体が振動していますとのアナウンスが入り、そのとおりぐらぐら揺れ始めました。
横揺れはまだ良いのですが、縦揺れが来るとコーヒーが危険です。
ゆうの周りにはあまり人も居なかったので、コーヒーカップを持ちながら「おっと〜い」とか言いつつバランスをとって遊んでいると、スチュワーデスさんがすっ飛んできて、「よろしければこのフタをお使いください」と、カップのフタをはめて下さいました。
おっとっと〜いとか言って遊んでたのを少し後悔した瞬間です(笑)

そんなこんなで、約1時間10分の空の旅、無事に新潟空港へ到着しました。
到着ロビーではおばーちゃんが待ってました。
ゆうは、下はスラックス、上はYシャツにネクタイを締めてブレザーを羽織っているというサラリーマン風の服装だったので、新潟は暑いかな、と思っていましたが、むしろ札幌より涼しかったですな。
ただ、梅雨の真っ只中なので湿度は高かったのにはびっくりです。北海道はあんなにじめじめすることはないので。

とりあえず皆でコーヒーを飲みながら話して、それから車で一路、お寺へ。
そのお寺はカナリ急な坂道のど真ん中にあるので、車でもローにギアを入れていないとそのまま落ちていきます。
そんな場所に辿り着き、住職サマからお茶を出されたので頂きつつお話を。
その後、7回忌の法事が始まったわけですが。
ハッ!! 数珠がナイ!!
お茶を頂いたときに、数珠をテーブルの上にぽんと置いて、そのままなのですな。
今座っている位置から数珠が見えます。
しかし、もうお経が始まっています。
途中の一説をゆうも読み上げることになっているので、取りにいけませぬ。
しまった。数珠救出不可能
とりあえず、適当に誤魔化しておきました(笑)

法事が終わった後、我がおとーちゃんの弟さんが「俺、豪邸建てたんだわ」とゆーので見に行くことに。
新興住宅街のようで、ちと周りに何もなかったりしますが、静かでいいトコです。
お宅の方は白で統一された明るく、清潔感溢れている建物です。
そこでシュークリームとコーヒーをご馳走になり、しばしお喋り。

夕暮れ時になって、一行(9人います)は夕食を食べに『大坂屋』というお店へ。
このお店はふつーの家を改造したような建物で、受注生産方式を採用したハンバーグの専門店です。
注文してから作り始めるので予約無しでは行けない為、お客はあまりいません。
あらかじめ予約を取っておいたので、奥の長いテーブルにつきます。
そこでお喋りしつつ、ハンバーグとコーンスープを頂きました。
さすがに、カナリの美味しさでした。

そして一日が終わり、店の前にて皆さんと別れました。
ゆう一家はおばーちゃんが予約してくれた旅館へと行きます。
昔から続く老舗で、古町という場所にあります。
新潟で一番栄えているのは万代橋付近なのですが、古町にはアーケード街もあり、結構栄えてます。
旅館は至って普通の構えで、フロントは3階にあります。
ゆうは5階に宿泊しましたが、4階には高校生の一団が泊まっているとのこと。
恐らく運動部の遠征でしょう。ちょっと期待したのは秘密です(笑)
浴場があるようですが、なぜか一人しか入れないというので断念。
そして一日目の夜は過ぎてゆきました。