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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2001年08月12日(日)
俺たちの旅。 後編

むくりと起き上がると、ルークス君と目が合いました。
見詰め合う二人。きゃっ(謎)
完全に目がさめて、朝風呂浴びに行きました。
これは後日知ったことなのですが、温泉というのは二日間で3回入るのが、正しい入浴の仕方だそうです。
温泉マークの湯気が三本なのは、その現れだとか。
図らずも、我々は3回きっかり入ってました。

チェックアウトの時、インターネットで予約された方にはちょこっとプレゼントさしあげます、とか言われて、ミルクキャラメルを人数分貰いました。

それから喫茶店『きくち』で、ブレックファーストメニューを注文。
そこで、事件発生。
コーヒーが届いて、砂糖とミルクを入れてたんですが、ミルクポットからミルクが流れてきたのでティッシュで拭こうとしたら、ティッシュがコーヒーにゴールイン。
お店の人が新しいのに変えてくれました。申し訳ない(汗)
パンと目玉焼き、それにサラダと、シンプルな朝食でした。
パンがおいしかったです。

帰りの都市間高速バスは、函館駅から出ています。
湯の川温泉からは結構距離があるので、市営バスで行くことに。
店を出て、喫茶店前のバス停留所で路線を確認していると、時計を忘れたことに気付きました。
きっと店の中だな、と思って振り向くと、お店の人が走って届けてくれました。
なんていい人ばかりの店なんだ……(笑)
一緒に出てきたお客さんに函館駅行きの市営バスを聞いて、ちょっと待っているとすぐにバスが到着しました。
システムはだいたい同じですが、札幌とはずいぶん違った感じのバスでした。
驚いたのが共通乗車カード。
札幌は『ウィズユーカード』という名称ですが、函館は『イカすカード』(笑)
そんなバスに揺られ、函館駅に到着。
まずはお土産を見てまわりました。
目に止まったのは、てんとう虫型の時計。
羽の部分がぱかっと開いて、アナログ時計が出てきます。
それと、函館銘菓『函館山』を買いました。
なんか、熊の肉とか、アザラシの肉とか、意味不明なものまで置いてあります…。

みやげ物を見て回った後は、デパートをうろうろ。
“アニメイト”という、アニメ専門店らしきところを冷やかしてみました。
ここに自作の小説を挟んでおいたら誰か買うかな…とか考えてみたり。
あやしいグッズが沢山だったのでそこから脱出。
次に行った店でサングラス買いました。かけてみると、ちょっと恐いです(笑)
それから、『THE丼』という店で、昼食。
その名の通り、丼の専門店です。
ゆうはカツ丼、他の二人はネギトロ丼を食べました。なかなかに美味です。
それから、アーケードをふらふらと。
途中ネットカフェを見つけたので、中に入ってみました。
初めてです。ネットカフェ。とりあえずこのサイトにアクセスしてみました(笑)

ネットカフェを出たあとは、バス停留所のベンチでバスを待ってました。
まだ時間があったので、ゆうは駅のトイレに行きました。
個室に入って用を済ませていると。
大丈夫ですか!?
という叫び声が。
どーしたかな、と耳を傾けていると。
意識が無いぞ! おい、救急車!!
えええっ(汗)
カナリ重症のようです。今日はそんなに暑くはないのですが。
用が済んだので、個室からそろりと出てみると、おじいさんが倒れてます…。
…………でも、案外元気そうなのは気のせい? だって…意識あるし……。
どうやら暑さで朦朧としたらしいです。大事には至らず。
帰ってその話しをしているとバスが到着。
一路、札幌まで。

もう外も真っ暗になってきた頃、バスターミナルへと到着しました。
そこから市営バスに乗って、我が街へと帰ります。
ゆうとルークス君は11条、もう一人の友人は13条で降りるため、途中で分かれました。
降りるとき、小銭が無かったのでルークス君から一時的に借りました。

バスを降りて、ほか弁屋へ。夕飯はとり飯弁当です。
399円です、といわれお金を出そうとすると。
しまった。諭吉さんしかいない……。
399円に1万円出すのはイジメ的な行為なので、500円玉で買いました。
お釣り20円無いから、自販でジュース買って返そうと、諭吉さん片手に自販機の前まで行くと、衝撃の新事実が発覚。

入らない。諭吉さんが入らないッ!!

どうやら自販機というものは1000円札しか使えないようです。

1万だって同じお金じゃないか。
お金なのに使えないとはッ!
諭吉さんは自販機の前ではただの紙切れだと言うのかッ!?
お前の諭吉が泣いているッ!!!

と、自販機の前で叫んでみる。
現在時刻、22時(近所迷惑)
仕方が無いので、2学期が始まったら返すことにします。
そんなこんなで、函館の旅は幕を閉じたのでした。