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| 2003年06月02日(月) ■ |
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| 自分らしく |
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自分らしく生きるなら、自分らしく死にたい。 ということで、自分の葬儀を自分で発注する人がいるそうな。 それってなんつーか、すげー勇気のいることだよなあと思って聞いてました。 普通、自分がいつか死ぬなんて意識して生きてるわけじゃないし、たとえもう老い先が短いと知ってたり、余命幾ばくもないと医者に宣告されたりしても、心のどこかでは、まだ生きたい、生きられるんだと思うはずなんです。 それを、目を背けるでもなく、悲観的に見るでもなく、潔く死と真正面から向かいあって、じゃあ、いっちょ、自分の葬式でも発注するか! みたいな根性は並じゃねえな、と思うのです。
思うに、葬式っていうのは亡くなった人のためにやるようで、実は生きている、残された人たちのためにやるものだと思うのです。 生きているから、今まで一度も死んだことがないから実感できない「死」というものをハッキリと認識して、これから悲しみを乗り越えるために行う儀式であります。 人の死というものは、耐えがたく、受け入れがたいものですから。 死してもなお、自分らしさ、というのを出して葬儀を行うというのは、言うなれば遺書のような、故人が最後の最後に送るメッセージのようなものでしょうか。
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