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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2005年03月11日(金)
きみに読む

「きみに読む物語」という映画を観にいきました。
宣伝文句に【最愛の人と観て下さい】と書いてあるので意地でも見てやらねえと思っていたんですが、結局彼女と観に来てしまったので、なんだか敗北感を感じながら映画館に入りました。
前から彼女が観たいと言っていたし、二人ともたまたま休みだったから仕方なかったんです。
大変だったのが、待ち合わせなどを決めるとき。
彼女は携帯電話を洗濯してしまったらしく、メールも電話もできないのです。
友達にどうするべって言ったら「矢文じゃね?」とか超適当なこと言われて、一瞬アーチェリの道具借りてきてやろうかなと思ったんですが、無難に家に電話をかけました。
お父さんが出たら「NHKですけど料金未払(略)」って嘘つこうと思っていたら、弟くんが出て助かりました。

そんな紆余曲折(違)を経て観に行った映画。
やはりというか、劇場はカップルで一杯でした。
最初は「ケッ、何が純愛だコノヤロウ」と思いながら観てたんですけど、終わったあとボロボロ泣きました。
彼女より自分のほうが泣いてました。
「大丈夫?」って訊かれてティッシュ差し出されました。
いや、おもしろかった、あれ。


映画を観た後、夕食を近くのカレー専門店でとりました。
世界各国のカレーが楽しめるというお店で、彼女はスリランカのチキンカレーを、自分はどこの国だったか忘れましたが、とにかくチキンのスープカレーを食べました。
給料日前なので奢るつもりは全くなかったのですが、食べ終わった瞬間に彼女が
「ごちそうさま」
と、満面の笑みで言いました。
懐が寒くなりました。