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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2005年06月02日(木)
たこなし焼き。

ああ、なんだか知らないが寝たんだか寝てないんだかわからないうちに朝が来た。
去年の10月はこの生活があたりまえだったのだが、あの時はよくがんばってたな。
たった一日の徹夜がこんなに辛いとは。もう歳か。
昨日から明け方は精神的に辛かったのが響いたのか。いや、そうだ。そうにちがいない。まだティーンエイジャーなんだもの。


今日は2限目からの授業でした。
もう、今日は辛すぎるから休んだって許されるだろうと思い、家でうだうだしていたのですが、なんだか今日休んだら今後またこんなことがあった時に休めなくなるな、と思い直して、せっかく寝なかったんだからこのまま行ってしまえ、と結局大学に来てしまいました。
最初は医学総論の授業。
これは、今度の実習先をグループごとに考えて決めるだけで終わりでした。
普通病院とか司法、学校だと思うのですが、先生は他にも心理士の活躍現場があれば自由にあげろと仰る。
まとまりのない我々のグループがどうするかねえと話しているうちに他のグループは次々とめぼしい実習先を挙げていきます。
いよいよ最後まで残って、うちのリーダーが
「あと、何処残ってるかな」
と言うので、自分とTくんが
「お水じゃね?」
と適当に発表すると、リーダーが
「はい、A班は風俗店です」
と発表しやがりました(´Д`;)

「それじゃあ、それぞれの実習先で何を学ぶのか発表してください。A班から」
と先生はにやりと笑うので、T君と相談したあと
「えー、我々A班は夜の仕事という特殊な環境下に置かれた人間のストレスと、その治療についての新しい可能性を模索しつつ、うんたらかんたら」
と適当に発表しました(笑)

まあ、結局のところ風俗店に心理士はいないから実習にならん、ということで児童福祉施設があてられました。よかった。



そんなこんなで医学総論が終わり、じゃあ次の授業は英語だなと思っていると、突如として休講になる。次の発達心理学も休みになって、あら、今日は午前で授業が終わりではないか。
きっとがんばったから神様が休みをくれたんだよ。
そう思って、もう自習などせず帰って寝てしまえと思っていたのですが、その時丁度メールが鳴りました。
見ると友人からで、今、H大学で学校祭をやっているから見に来てくれとのこと。
おお、丁度いい、今から行ってしまえ、とさっそく返事を出す。
彼女さんでも誘おうかと思ったのですが、先日書いたとおり、最近なにやら人の中にいるのが苦手になってきたのです。
今年は5月病が無かった分、人の中にいると息苦しくなるんだよ。

彼女は食堂で友人たちとお喋りしているところだったので、これは無理だろと思いつつもジリジリ近寄っていきました。
もう少し、というところで向こうが気付いて
「どうしたの?」
と言うので
「この後、ヒマ?」
と訊くと
「うーんと、レポート書くけど」
と彼女が言いました。
「ああ、そっか」
と言って、もしよかったら、と誘おうとしたのですが、もう緊張の度合いが限界に達したのでそのまま逃げました。
すごいきょとんとした顔してました(笑)
後でメールにて事情を説明すると、やっぱり今日は遠慮しておくとの返事。
なので、少しだけ顔を出したら帰ろうと、H大学へ向かいました。


友人は医学部前でたこ焼き屋をやっているそう。
ところが、いざ医学部につくとたこ焼き屋がやたらとある。
苦労してその中から目的の一軒を探し当てると、友人を発見しました。
とりあえずたこ焼きくれよ、と言うと
「ああ、今タコないから、オレのオリジナルを食わせてやるよ」
と謎のことを言って、タコの代わりに「ピザ風味だ」と抜かしてピザ・ソースとチーズ、コーンをぶち込みはじめました。
これ、見た目的にはたこ焼きだけど大丈夫かなあと思いながら、友人と二人で木陰へ。
これはこれでなかなか美味でした。
たこ焼き食いながら最近のお互いの大学生活などを話す。
友人は今、恋をしているらしく、またもや恋愛相談も受けました。
いつも思うんだが、君達の相談は受けるけれども、僕の相談は誰にすればいいのだろう。


恋愛話に華を咲かせた後、友人とわかれて、次は医学部の先輩の出し物を見ることにしました。
ところが、それは土曜と日曜にしかやっていないことが発覚。
先輩も何処へ行ったやら発見できませんでした。
まあ、そろそろ息苦しいしさっさと帰ろう、と思っていたところ、帰り道の途中でトルコの屋台を発見。
お、大好物のドネル・サンドがあるなと思って注文しようとしたら、店主はトルコ人。
とりあえずドネルサンドひとつ、というのは通じたらしく、注文の品は出てきたのですが、その後なにやら早口で言われました。
ここは日本人の宿命としてとりあえず「はい」と答えたら、何かの瓶を取り出し、中から謎の物体を取り出し、サンドの中に突っ込みました。
そして「ゲキカラ」と言って自分に渡す。
なんのこっちゃ、と思いながら一口食べると、辛ッ!!
そうか、辛い物いる、と訊かれたんだな、さっきは。
いやーでもウマい。
本場では、辛いものが苦手な人のためにヨーグルト・ソースが用意されているらしいのですが、ここにもありませんでした。
今度トルコに旅してみようかなあ。
ただ、この店は本店から出張で来ていたようで、看板に店の住所が書いてあったからメモをとっておきました。
ドネル・サンドは初詣出の時に彼女にオススメすると気に入ってくれて、以来彼女の好物でもあるから、今度探して行ってみよう。