詩のような 世界

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2002年06月01日(土) デラウェア



デラウェアを噛みながら
紫に染まった指先を見つめた
どろどろしたココロの醜い部分を流れる血は
きっとこんな色をしてるんだろう

笑顔を絶やさないように努力してきたけれど
もう限界みたいだよ
君の悩み相談にはもうウンザリだ
僕の知らない誰かを想い苦悩する君を見て
その誰かさんに嫉妬する僕
君は僕の気持ちなんか知らないから
残酷な言葉を平気で投げつけるんだ
だけどその純粋さ素直さに
僕は何も言えなくなるんだ
できることはただ一緒になって悩むフリをすることだけ

君は知ってるだろうか
甘く程よい酸味のデラウェア
しかしそこから染み出る液は毒々しい紫で
服についたらなかなか取れないんだ


しつこくてしつこくて






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