詩のような 世界

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2002年10月03日(木) 目を閉じ目を背け

浅い眠りは
なぜかあいつを呼んでくる

秀才は苦手
なのにあいつは
あたしの心の一部に
ずぶり、と
着地した
いつからかはわからず
ずっとだったかもわからず

この理解しがたい思いは
夢の中だけでいい

あたしはもう息をしすぎてきたから
目を閉じている時だけで

不確かなものは信じられない
だからあいつの存在も
この5本指で遮ろう


隙間からは
今の光だけがこぼれた。


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しえり |MAIL