あたしがここに「いる」シルシに旗を立てることにしよう白いボロ布にHere!とでも書いて柔らかいアスファルトにぶさり、だ真昼間の空は意味もなく青くあたしは何も感じなかったただそこに「ある」だけ誰に訴えかけるでもないのに空はちゃんと存在している 巨大で巨大で全ての人の上に覆い被さるたくさんの人の目に映るあたしは旗を振るべきだろうかあたしは何も感じない