詩のような 世界

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2003年01月22日(水) 目の奥の目


ガラスの器に盛られた私
誓いのキスを

ひんやりした無味

あなたの腕を
まるでUFOを見るかのように
凝視した
何だあれは
七色に光るあれは

えいやえいやえいや
空を切ってみる
私の正体は
気を引きたい子供だった
く く く

あなたの癖は
私の目の奥を探ろうとすること
それもにやにやしながら

私はいつから
フルーツバスケットもどきになったの
いっそ食ってくれればいいのに
ただちろりと舐めるだけなんて

耐え切れず逃げ出して
容器は必要なくなったのだけど
なぜか
冷たいまま
ずっとまとわりついてくる

目の奥


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