青と赤が渦を巻くある大人は気味の悪い鳴門だと軽蔑の眼差しを向けある子供は宇宙人と人間の血の融合を願った今日は夜が来ない朝はしぶとく地に居座っている社会は混乱したある少年は狂乱した永遠に眩しい世界だなんて鼻の穴が辛うじて出るところまで土に埋められているぎりぎりで呼吸ができる皮肉だ風に運ばれた花粉が鼻腔を容赦なく刺激ああそれでも生きてゆくああ生きてゆくさ