「共依存」という病があるらしい。 私も若かりし頃にもしかしたらそうだったのかもしれない。 大好きな人が出来た時に、その人がいなくなったら死ぬと思っていた。 私が生まれたのはこの人に会うためだったんだとまで思っていた。 次に好きな人が出来た時は「この人は私がいなかったらだめになる」と 思っていた。 でも、そんな事はなかった。 別れても死ななかったし、私がいなくてもその人はちゃんと生きていた。
自分に自信がもてなくて、何かの世話をしたり、救ってあげてる気分に なる事に意義を見出す。人が自分を必要としてくれている事に満足する。
うーーん、今の私からは考えられないけど、やっぱり若い時は 共依存だったのかもしれない。
そういう心の病は、言われないとわからないし 私のように「あー、そんなことあったあった。」で いつの間にか治っている場合もある。 (というか真の共依存にまでならなかったのかも) もし、あの時に「あなたは共依存ですね」と医者に言われていたら どうなっていたんだろうか。
20代はじめの私は太陽と海が大嫌いだった。 化粧がやたらと濃かった。 昼寝て、夜起きてるのが正しいと思っていた。 タバコを2箱くらい吸っていた。 稼いだお金は全部使っていた。
今の私は太陽と海が大好きだ。 化粧はまったくしない。 夜は12時になると眠くなって起きていられない。 タバコの煙が大嫌いだ。 稼いだお金は・・・相変わらず全部使っている。
と、お金を全部使う以外は正反対になった。 月日の流れは人を変えるものだ。 お金を全部使う・・・もそろそろ直さないとな。
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