2006年01月01日(日) |
◆紅白歌合戦を見て。 |
毎年恒例のように何となく紅白歌合戦を見る。 今年はレコード大賞と懐メロみたいな番組とあちこちまわしつつ (母親が氷川ファンなので)最後は紅白をずっとかけっぱなしにしていた。 そして感じることは毛皮を身に着けている芸能人の多い事。 和田アキコは真っ白なロングの毛皮のコートを着ていた。 母親の大好きな氷川きよしも部分部分にファーをあしらった衣装だった。 他にも多くの芸能人がファーのついた衣装を身に着けている。 私にはその衣装が可愛かったり綺麗だったりかっこよかったり 豪華だったり、そういう風に見ることは出来ない。 殺される狸の悲しい目だったりウサギの空を見る顔だったり 毛皮のために狭い場所にたくさん飼われる罪のないキツネ達に見える。
かく言う私も何も知らなかった頃には毛皮を買ったこともある。 忘れもしないウサギとキツネの毛皮だ。 もう20年以上前の話になる。 そしていろいろな事を知るにつれ、とんでもない事をしたことに気がついた。 「買う人間がいなければ、殺されるための動物は作られない。」 私が毛皮を買ったことで、また次の動物が殺される資金を提供してしまった。 その事がずっと心に残っている。 そして金輪際毛皮を使ったものはどんな小さなキーホルダーでも 購入しないと決めている。 それは一生変わらないだろう。
そして言い続けたい 「その毛皮、殺された動物のものですよ。 恐らく生きたまま剥がされた、動物のものですよ。」って。
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