ノエルの日記
日々いろんなことがあるよね。

2006年01月15日(日) ★環境省パブコメ

環境省で実験動物の苦痛軽減に関するパブリックコメントを募集している。
当然私としては「動物実験反対」を強く訴えたいところだ。
だが募集要項としては既にある素案に対するパブコメ募集であった。

私の中にある気持ちとしては「動物実験全廃」
どうしてもやるのなら、「人を使え!!」が根底にある。
動物実験で出来た薬品は動物用じゃないのか?
それを人に使ってみたら副作用が出ました、人にはあいませんでしたじゃ
動物は犬死ですか??

等と書くといろいろなところから苦情が来そうなので
そこはぐっとこらえて下記のような意見を提出しました。

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「必要不可欠」、「実験の目的の達成に支障を及ぼさない範囲」を削除すべき 
第6 通知義務 を追加すべき

<理由>
「必要不可欠」は必要であると思い込ませるための誘導文だから。
「実験の目的の達成に支障を及ぼさない範囲」に関してはそのことを理由に
何でもありになる原因となるから。

◇「通知義務」の追加
これはもっとも強くお願いしたい部分です。
消費者サイドからはどれが動物実験から出来上がった薬品、製品なのかが
わかりません。
医者が処方する際、患者に必ず知らせる義務付けをして欲しいです。
化粧品、ペット用品、生活用品もパッケージに必ず記載義務を課して頂きたい。
なぜなら、現状ではその薬や商品を消費者が選ぶ事が出来ないからです。
生命の危機を救うためだけに動物実験が行われているわけではないですよね。
目にしみないシャンプー作り程度の事で動物実験をするのは本当にやめていただきたい。
そのようなシャンプーを手に取りたくない・・・けれど現在の表示ではわかりません。
「通知義務」は動物実験の必要性、不必要性を図る小さなバロメーターに
なり得ると思います。
たとえば医療現場では「動物実験薬品」と知っていても
それを使ってくださいという患者は多いでしょう。
そして薬のために動物が犠牲になっていることも知ってもらえるし
そういう動物に感謝もしてくれるでしょう。
生活用品に関しては「動物実験製品」は売れ行きが落ちたりするかもしれません。
その中で本当に必要な実験が何かが見えてくるのではないでしょうか。
是非動物実験から完成された製品や薬にはその表示を義務付けるよう
お願いいたします。

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以上が提出した意見になります。
「実験動物の苦痛軽減」にはまったく関係ない部分が強調されてます。
これを読んだお役人は「ったくもー」か、無視でしょうか。
素案を読むともしこれが本当だったら、
動物の事を考えてくれているのかな?と
少しだけ思います。
でもきっと現場は違うんだろうなぁという悲しいため息も出ます。
「苦痛軽減」なんて聞いただけでも涙が・・・。
人は動物だけじゃなく人までも犠牲にして一部の人間だけが使うものを
開発し続けている、決して万人が使えるものじゃない。
それがこの先も続いていくのかと思うとぞっとします。


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