やくざ風味の日記
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2002年12月08日(日) 蜘蛛男って胸キュン?!

本日は『スパイダーマン』を借りてみてみる。なにやら全米で大ヒットというありがちなキャッチの本作。つーか全米で大ヒットしていない映画ってあるのか?って思う時あるよな…ま、過度の期待をせず見てみようか。



…んで見終わっての感想だが……これホントにヒットしたのか?いや、言っちゃ失礼かもしれんが日本の特撮モノのほうが良くできている気が(汗)

ストーリーを簡単に説明すればこう。
貧弱な虐められっ子の高校生主人公。片思いの幼なじみに話しかけることすら出来ず妄想にひたるのが精一杯のヘタレだった彼だが、ある研究所の見学に行ったことで人生が一変する。見学中に、逃げ出した新種の蜘蛛に刺されその毒によって遺伝子が書き換えられ超人的な力をもった蜘蛛男になってしまうのだ!!(めちゃ強引やね)まあ、変わったといっても外見上に変化はなく、視力が良くなったこと、筋力・反射神経が恐ろしくアップしたこと、手から糸が出せるようになったコトぐらいである。んで、色々な事柄から彼はスパイダーマンを名乗り街の平和を守るため活動をはじめるのだ。しかし、そんな彼に敵対する男がいた。彼の名はグリーン・ゴブリン。そしてその正体は主人公の親友の父親だったのだ!!
幾度と無く対峙する二人。そしてついに……

てなカンジの話なのだが…うーむ、なんでこんなつまらんのじゃろう?
オレなり理由を考えてみる。

理由1,敵がちゃちい。
なんつーかつくりが安っぽいのよ。ライダーに出てくる一話きりの悪役のような。誕生の背景もしょぼい。てか手抜き。なんかそのオヤジが軍事目的の研究している科学者兼経営者らしく、実験成功させないと予算打ち切りらしく、焦ったオヤジ自ら実験台となるのだ。その新薬とは「肉体の潜在能力を引き上げ信じられないような力を生み出す薬(ありがち)」でガラスの大きなカプセルの中に入り薬をガス状にして体内摂取するやり方らしいが…これが手抜き!!オヤジ、いきなりスーツの上脱ぐと土足のままカプセル入って実験開始だぜ?仮にも社運かけた人体実験なんだから消毒して白衣くらい着ろよ…よーするにリアリティのふそくなんだわ。
しかも役員会議でクビにされそうになると、変身して出動。「オレがクビだとーー!!」とか叫びながら爆弾ばらまいてるし…正体バレバレやね。
つくりもスケールもちっちぇえな。コイツはよ。

理由2,ヒロインに魅力がない。
このヒロイン魅力無いです。いや、女優の外見がどうとかじゃなく、設定的になんつーか意志薄弱というか享楽的というかそのくせ変に夢想家というか…つまりキャラ設定がハンパなのだな。
ラストシーンではこのヒロインとのやり取りから、この物語のメインテーマであろう主人公のヒーローの悲哀を表現したかったのであろうが…ヒロインに魅力無いから全然感じるモノなかったなあ……


まあ、まだ多々理由あげれるがこんなモンにしとこう。
ま、好きな人もいるでしょうがオレはイマイチだったってことです。ハイ。


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