ずんだいありー
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もうすぐ、たかやまの2周忌?(っていうのか?)が来る。 多分、なにをするわけではなく、それぞれが偲ぶ想いを馳せる くらいだと思うんだけど。
あれから2年だというのに、 本当に、あれからたったの2年しか経っていないというのに それからの2年がとても長い。
たかやまがいなくなってから2年しか経っていないのか、と思わせるのは たかやまがいなくなってから本当に色々なことが起きたからだと思う。 本当に、2年しか、経っていないのかって、昨日も夜、中野坂上を通ったとき思った。 (昨日は羽衣湯に行った帰りなんだけどさ)
日曜日。 休日出勤していたM子(本当にお疲れ様、あとちょっとで一段落よ!!) と一緒にご飯を食べた。 中野坂上駅の改札を上がったところにある中華料理「天鳳」。
ここはたかやまと2〜3回きたことがある。 たかやまが連れてきてくれたんだった。 アジアンテイストを活かした、小さいながらも活気がある店。 たかやまが住んでいたエリアだったからだけど 美味しい店が少ない中野坂上ではとてもいいお店で気に入っていた。
たかやまはここのマンゴープリンをいたく気に入っていて この店に来ると必ず注文した。 「ここのマンゴープリンはね、マンゴーがゴロンって入っていて美味しいの」 と「ゴロン」という表現をしたマンゴープリンはたかやまの言うとおり、 ダイスにカットされたマンゴーがゴロンと入っていた。
日曜日。 担々麺と酸棘麺を食べた後に、マンゴープリンを注文する。 確かにマンゴーがゴロン(より一回り小さかったけれど)と入っていて とびきり美味しかった。
ふぅ。 このマンゴープリンが食べたかったんだ。 M子がいてくれてよかった。 独りではちょっと寂しくなってしまいそうだったから。
帰り道、森高千里の「道」を聞きながら車の中で独り、落ちる。 道っていうか「店」って歌のほうが気持ちにドンピシャだけど。 「店」なんていう歌、演歌じゃなきゃ変だよね。
------------------------------------------------------------------ 「道」 森高千里
ふたりで来た 坂道を 歩いてるわ コートのえりを 立ててみたの ひとりきり
振りかえると 遠くには 青い海と 港が見える いつものまち 冬の午後
涙があふれる あなたがいないと思うだけで
春も夏も秋も冬も 道も石もゴミもあき缶も 月も星も雲も夜空も あなたの 思い出 忘れないわ
日曜日には ふたりして 登った道 丘の上には いつもの店 白いイス
振りかえると あの人が微笑んでる そんな気がする 大好きな 坂のまち
涙があふれる 透き通った空気にふれるだけで
海も風も山も砂も 靴もシャツも本も時計も 雨も晴れも雲も嵐も あなたの 思い出 町も坂も橋も駅も 口も鼻も耳もまつ毛も 川も船も鳥も港も あなたの 思い出 忘れないわ
ふたりだけのこの道 信じているわ いつかあなたと きっと
赤も青も白も黒も 花も虫も土もバス停も 朝も昼も夜も夢も あなたの 思い出 忘れないわ
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たかやま
服も部屋も文字もメールも あなたの思い出、忘れないわ。
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