二度目の嫉妬。 前よりも関わりのない人なのに前よりも不安になった。 君の気持ちは分かっていたはずなのに、心は正直に反応した。 とても理性じゃ押さえきれない、一次的な感情だった。 これがその上に来る気持ちなら、自分に嘘だってつけたのにね。余裕を持って君の思いを受け止められたのにね。 でもそれじゃどうしようもなくて、苦しくて、全身が太い針に突き刺されたような感じになった。 誰も悪くないからますますやりきれないね。 想いは行き場をなくしてくすぶっているよ。 今考えれば流せるようなことなのかもしれないけど、どうして・・・。 こんな小さなコトから、こんな後悔するなんて初めてかもしれない。 なんであんなこと言ったんだろう。 なんで自分の気持ちを抑えきれなかったんだろう。 なんで涙が出たんだろう。 ぶり返す気持ちは風邪みたいで、心に巣くうばい菌は今もまだ消えなくて。 早く治ればいいのに、こんな気持ちは。 手を出せば、今の君は受け入れてくれるかな。 助けてくれるかな。 頼っていいって言ってくれたから。 私もそうしようって決めたから。
今はまだ、かけるべき言葉が見つからない。 それは君も同じこと。 沈黙を破るのは、どっちだろう? 少なくとも私は叫んでいるよ。 胸の奥で叫んでいるよ。 いつもの君でいてくれれば、いつもの私でいられる。 いつもの私でいるから、いつもの君でいてよ。 それから、ごめんよ。 謝るのはこれで終わり。 さあ、いつもにもどろうか。
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