TENSEI塵語

2001年11月30日(金) 5回目を見終わる

「ロンバケ」通算5回目を見終わった。最後の2話は6回目。
本当は「再発見」を書くための取材として見始めたのに、
ついつい先を見たくなって、またもや最後まで見続けてしまったのだった。
「再発見」の方も前書きを書いて、第1話の途中までは書いたけど、
まだUpできる状態ではない。

何度見ても、第9話の南がピアノを弾いてみせる場面と、
最後の2話の音和堂コンクール予選・本選の演奏場面では、
かなり泣けてしまうのである。
わかっていて警戒しているのに、やっぱりかなり泣けてしまうのである。
それだけでなく、ホロッときたり、ジ〜ンとしたりする場面は、
見直すたびに増えてしまうのである。困ったことである。
そうまでいかなくても、ここいいなぁ、、、という名台詞・名場面も、
やはり見直すたびに増えて行くのである。ますます困ったことである。

今夜も、最終回だけとってみても、例えば、
テアトロンでの南の「結論は出てるよ」なんてのも、ググッときた。
「奇跡は、起きます」「見たことあるのかね?」「・・・あります!」というのも。
もうひとつあったはずなのだけれど、忘れた。
もちろん、こんな風に忘れては再発見しているわけだから、
前回もここに格別の思いを抱いたのかも知れない。
南が杉崎にプロポーズを断って「ごめんなさい」と言うときの表情が、
すごくかっこいい、と格別感心したのは確か前回見たときだった。
こうして、あの智ちゃんの表情をもう1度見たい、という欲求が、
また見直させてしまう衝動となるわけだから、実に困ったことである。

思うに、「読書百遍、意自ずから通ず」と同じことで、
くり返し見ているうちに、長い流れの中で感受できるようになるから、
ますます各部分が意味深く変貌して行くのだろう。


きょうは午後から吹連の理事会に名古屋まで出かけた。
個人的であれ、支部レベルであれ、前回の理事会で出た発案について
論議するために特別に設定された理事会だった。
私の言い出した表彰方法の改革についても提案が認められていたので、
3日前に作った提案書を持って出かけて、趣旨説明させてもらった。
これもまた、最近の結婚式スピーチや、昨日の人権問題についての導入解説に次ぐ、
かなり荷重な説明だったけれど、かなりの人にわかってもらえたようだ。
最近、こんなことが続いていたけれど、しばらくはないはずで、肩の荷が下りた。

その帰り、駄目もとと思いつつヤマギワに寄ったら、
「ロンバケ」サントラの3というのが見つかった。
これは廃盤になっている4枚組サントラの3枚目のCDに当たるもので、
これさえ見つかれば、「ロンバケ」関係のCD探しは終わりにできると思っていた。
帰ってから聞いてみても、期待していた曲は見つからなかったけれど、
もうこれ以上探してもムダだということがはっきりした成果は大きい。


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