TENSEI塵語

2002年03月29日(金) はらわた煮えくり返り状態

まあ、ホントに、最近ではまれにみる大失策!!
あんな身勝手なヒマヒマおばさんのために、
苦労して2時間ぶんどってきたわけではないのに!!

読む人には何のことかさっぱりわからないだろうが、
今夜の、哀しくなるほどに腹立たしい心境をそのまま表すとこうなる。
また、万一御本人がこれを読まれても、私としてはいっこうにかまわないから、
そのまま書いておく。

ただ、こういう立ち直りがたい腹立たしさというものは、
たいていは、自分自身のミスに対するふがいなさ、後悔から来ている。
他人に腹立たしく思うだけなら、案外気が紛れやすいものだけれど、
自分のやり方がまずかったということが明らかになるにつれて、
いっそう、腹立たしさが募って、立ち直りがたくなるのである。

昨日、出勤して主にやっていたのは、国語科の授業時間表を作って、
それぞれの立場に合わせた配当表の案を作ることだった。
教科の会議で順々に希望を言いながら取っていってもいいのだが、
早く決定した人が楽な組み合わせになり、
後で決まっていく人が、複雑で負担の多い取り方になってしまうので、
それを是正するために7、8年前からあらかじめバランス調整をすることにしたのだった。
そのために、十何枚かの案を作ってみながら、2、3の案を提示する。

そして、昨夜4名ほどの人に電話した。
でも、この個人的な話の段階で、もっとはっきり言っておくべきだったのだ。
特に、身勝手なヒマヒマおばさんには、組合員でもあるのだから明言しておくべきだった。
この−2時間は、組合役員の学校委員のためにとって来たのであって、
何の必要もないカウンセラーの役割の軽減のために取ってきたのではない、と。
(昨日この人に電話したのは、教務主任に商業科の授業をやってもらうので、
 商業科の副担任にならないようにクギをさしておくためだった。
 去年、3人がかりで授業配当案を作って、科全体でほぼ合意していたのに、
 この人が商業科の担任を引き受けてしまったために、
 また0から案を作り直した経緯があるから。。。
 まったく何考えているかわからない。で、平然としているのだ。
 きょうも教科会が始まってから、自分の負担軽減のためだけに、
 黙々と案を作り始めて、会議を先に進められなくなった。
 結局、そんな案を作れはしなかった。
 そうしたかったらもっと前から自分で苦労すればいいのに、そんな気はさらさらない)
当の学校委員の北さんにも、もっとはっきり言っておけばよかったのに、
すべてを曖昧にすませてしまったのは、楽観しすぎたためだろうか。。。
個人の意志&希望尊重の理念が強すぎるためだろうか。。。
とにかく、失敗である。北さんに対してでなく、組合の人たちに対して申し訳ない。

・・・で、教科会が終わって、ジワジワと腹立たしさに支配されていったのである。
どうしてあんな曖昧な采配を振るってしまったんだろう。
組合員ならば学校委員の軽減を最優先に考えてほしいと、昨夜言っておくべきだったのだ。
それは公的には認められず、教科内の仲間内で調整するしかないのだから。
他人に対する腹立たしさよりも、自分自身の安易な失策に対する腹立たしさの方が、
ずっと深く、後々まで尾を引くものである。

こうして書いてみることによって、多少は腹立たしさも鎮まったけれど、
くすぶる腹立たしさのために、もうちょっと飲まなければならない。
まったく、何のためにあの日教科主任として出て行ったかわからない。
こんなことなら、何年か前に、高校の教員としては驚異の20時間を引き受けたように、
教科主任を引き受けるよりは、単に自分の時間増を引き受ける方がましだった。
そうしたら、誰々のためにかぶるんだからね、と明言しやすかったのに。。。
とにもかくにも、今回は大大大大失敗である。
人を信じすぎてはいけないのである。
やっぱり、本心は虚心坦懐に伝えないと、取り返しのつかない後悔になる。


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