TENSEI塵語

2002年04月06日(土) YOSHIKI が復活する?(3)

インタビューの続きである。
hide の死後はマスコミを避け、L.A.に隠棲していた。
仮に音楽を続けるようなことがあっても、裏方に徹しようと思った。
作曲は、生むのはたいへんだけど、作ったものに助けられるような関係なので、
もともと発売目的とは関係なしに、日記を書くようにして書き留めていた。
転機となったのが天皇在位10周年奉祝曲「アニヴァーサリー」を手がけたことで、
10年間のいろいろな思いも込めて曲を書き、演奏した。
  (・・・う〜ん、何とかこの曲聞きたいものだ)
その時、聞こえてきた歓声にxのコンサートが甦って、驚いた。
それから、ファンレターにも励まされるようになった。
1番驚いたのは、解散後に知ってファンになったと言う外国からの手紙だった。
自分としてはいつも、消耗品じゃない音楽、世代・国境を越えて生きる音楽という
理想を持っていて、何言ってんだ、と人から言われるけど。。。
それに、いつまでも待ってます、とか、おばあちゃんになってもファンでいます、
というようなファンレターも届く。
そうして、自分の中にあるメロディーをどんどん書き留めて、70曲くらいになった。
この秋に、プロジェクト第1弾を発表しようと予定している。
X JAPAN =人生だったし、これからの活動はその延長線上だとやっと思えるようになった。
せっかく生きるんだったら、とことん生きようみたいな気持ちに変わってきた。
未来によって過去も変えられるんじゃないか、と。。。

・・・とまぁ、いろんなことにほっとしながら、この話を聞いていたわけである。
折しも、きょう昼前に、昨日駅前駐車場に置いた車を取り行こうと思ったときに、
一昨日注文した「YOSHIKI presents Eternal Melody」のCDが入ったという
連絡が来たので、各務原まで大回りして受け取りに行った。
ロンドンフィルのスタッフが編曲し、ロンドンフィルが演奏しているCDである。
(ロンドンフィルにしてみれば、単なる商売なんだろうけど、、、)
こうして聞いてみると、この編曲ではBGMにしにくいのが残念だけど、
やっぱりいいメロディーを書いているんだなぁ、と改めて深く感心する。


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