5月の空気が帰って来た。 最近では、テレビ・ラジオのアナウンサーでも、GWのころになると、 「五月晴れに恵まれ、行楽日和、、」などと平気で言ったりしている。 五月晴れというのは、そういう鯉幟の似合う晴天を言うのではない、 梅雨で、何日も雨が降り続いたり、ぐずぐずした天気が続いて、 洗濯物も乾かない、布団も干せない、何やら湿っぽくて黴も生えてきそうな毎日に、 ある日突然カラッと晴れ上がる、長雨上がりの晴天、待ちに待った晴天、 あれを喜びをこめて呼んだ言葉だぞ、旧暦5月、今の6月の晴れ間のことだぞ、 と機会を見つけて生徒に話したりするのだが、 昨日・きょうのような晴天に出会うと、五月晴れと敢えて呼びたくなってしまう。
4月の後半から何か異常な天気が続いていて、晴れれば7月のように暑く、 曇ったり降ったりすると寒かったりする。 気温の変動が激しすぎて、それで体調崩してる人も少なくないようだ。 そんなことがくり返されて、先週は、梅雨入りかと思わせるほどぐずぐずした天気だった。 きょうなどは、気温から言うとちょっと高めだったのではないかと思うが、 風がさわやかだったし、緑がまぶしかった。
|