TENSEI塵語

2002年05月21日(火) 五月晴れ

5月の空気が帰って来た。
最近では、テレビ・ラジオのアナウンサーでも、GWのころになると、
「五月晴れに恵まれ、行楽日和、、」などと平気で言ったりしている。
五月晴れというのは、そういう鯉幟の似合う晴天を言うのではない、
梅雨で、何日も雨が降り続いたり、ぐずぐずした天気が続いて、
洗濯物も乾かない、布団も干せない、何やら湿っぽくて黴も生えてきそうな毎日に、
ある日突然カラッと晴れ上がる、長雨上がりの晴天、待ちに待った晴天、
あれを喜びをこめて呼んだ言葉だぞ、旧暦5月、今の6月の晴れ間のことだぞ、
と機会を見つけて生徒に話したりするのだが、
昨日・きょうのような晴天に出会うと、五月晴れと敢えて呼びたくなってしまう。

4月の後半から何か異常な天気が続いていて、晴れれば7月のように暑く、
曇ったり降ったりすると寒かったりする。
気温の変動が激しすぎて、それで体調崩してる人も少なくないようだ。
そんなことがくり返されて、先週は、梅雨入りかと思わせるほどぐずぐずした天気だった。
きょうなどは、気温から言うとちょっと高めだったのではないかと思うが、
風がさわやかだったし、緑がまぶしかった。


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