TENSEI塵語

2002年08月25日(日) 混成バンド練習会

もうヘトヘトである。脚にも腕にも筋肉痛が始まっている。ぼーっとしていたい夜である。
しかし、菜々まつ様も見たし、巨人は久々の快勝をしたし、元気出たぞ! というわけで。

昨日・今日と、11月の最初のころにある吹奏楽祭の混成バンドの練習日だった。
もう10年ほどその練習を見ているけれど、たいていは会場が他校か他の施設で、
そこに行って合奏指導だけやればいいのだが、時々そういう場所が見つからなくて、
自分の学校を会場にしなければならなくなることがある。
こういう時は労力が倍になると言ってよい。
朝から夕方まで未知の生徒たちを相手に合奏練習をするだけでなく、
いろいろな雑用を抱え込むことになるからである。
だから、歩き回る時間も多くなるし、立ちっぱなしの時間も多くなる。

しかも、選んだ曲が、アルフレッド・リードの「オセロ」という5楽章仕立ての、
第1・3楽章がたいへんエキサイティングな曲である。
それを伝えるために、身振りにも異様に力が入るのである。
指揮法の基礎は力を抜くことなので、力んではいけないのだが、
それはプロ相手の話で、素人に思いを伝え、能力を引き出すためには、
言葉だけでなく、身振りも大切なのである。
昨日・今日あたりはまだ生徒たちも楽譜を読むのに懸命な状態なので、
テンポ指示は指揮台を叩いて、そのついでに、その叩く力と動きを援用するわけである。
軽やかな部分では徹底的に軽く叩き、動きもほとんどないようにするのだが、
めいっぱい感情を入れてほしいところでは、身振りも叩きも自然と大きくなる。
練習の時には菜箸を使っているが、新品だったのが昨日の3時ごろ折れた。

昨夜はさらに市吹の練習にも行ったのである。だめ押しみたいなものである。
けれども、音楽好きには、疲れようが何だろうが、音楽優先である。
どんなにグッタリしていようと、音楽が鳴り始めたら体は音楽に向かってしまう。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」という何とか和尚の名言とやらも、
火や近年の夏の猛暑には疑問を抱くけれど、音楽については確かにそう言えるのである。

集まったのは13校から約80人もの生徒たちである。
わざわざ休日を吹奏楽のために潰そうと集まった生徒たちである。
半数ほどが、毎日補習に攻め立てながらも、
その合間の2日間を練習に費やしているわけである。
技術的に光る生徒はひとりしか見出せなかったけれど、
そういう気持ちは大切にして、他校ながら少しずつ伸ばしてあげたいと思う。
これも私の、疲れるけれど張り切ってしまう時間である。
毎年毎年、誰か代わってよぉ、、と陳情しながら捨てきれない貴重な時間である。


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