意外な楽勝ムードで、巨人が3戦3勝して、今年度日本一に王手をかけた。 1戦目が4対1、2戦目が9対4、3戦目が10対2である。 まず1、2戦目は勝てるだろう、と予想していたけれど、予想というよりは、 上原・桑田で勝てなければ、先の見通しがわからなくなる、という願望みたいなもの。 勝てなきゃ困る、でも、その2人はまず踏ん張ってくれるでしょ、と思っても、 もっとジリジリと胃が痛くなりそうな、冷や汗たらたらの接戦を覚悟していたのである。 ここまでは、意外にもほくほく顔で観戦できて、ありがたいことである。
けれども、ファンとしては(選手も監督もみんなそうだろうけど) 7点差、8点差あっても、9回にアウトを一つ二つ取るまでは安心できないものである。 打たれ始めたら釣瓶打ちのように打たれ、崩れ始めたらドミノ倒しのように崩れる、 それが勝負の世界の恐ろしいところである。人生もそういうものである。 私自身は、試合の流れとかいったものをあまり信じないのだが、 実経験のある元選手の解説者がそれを強調するのも、わからないわけではない。 評論家とか解説者というものは、とかく深い意味付与を施したくなるものなのである。 それが彼らの存在理由なのだから。 実際には、流れとか運の傾きとか、そんなものとは関わりなく意外な展開があるので、 離れがたくおもしろいのだが。。。
王手をかけても、最後の最後まで日本一を願望はするけど、 まだまだ信じられない、買って兜の緒を締めたくなるのがファン心理である。 絶対に勝って欲しいと思うから、油断大敵、楽観禁物となるのである。 ここまではよく打ってきたけれど、明日は完全試合をやられるかもしれないのである。 3対0から3対4で逆転優勝されてしまったチームもあるのである。 普通のペナントレースの中だったら、ま、こんなこともあるさ、で済むけれど、 7試合だけで決定する代表戦だと、それでは済まされないものである。
それにしても、このシリーズでは二岡がすごい。 3前連続猛打賞の上、きょうは満塁ホームランで試合を決めた。
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