TENSEI塵語

2002年10月29日(火) 日本一に王手!

意外な楽勝ムードで、巨人が3戦3勝して、今年度日本一に王手をかけた。
1戦目が4対1、2戦目が9対4、3戦目が10対2である。
まず1、2戦目は勝てるだろう、と予想していたけれど、予想というよりは、
上原・桑田で勝てなければ、先の見通しがわからなくなる、という願望みたいなもの。
勝てなきゃ困る、でも、その2人はまず踏ん張ってくれるでしょ、と思っても、
もっとジリジリと胃が痛くなりそうな、冷や汗たらたらの接戦を覚悟していたのである。
ここまでは、意外にもほくほく顔で観戦できて、ありがたいことである。

けれども、ファンとしては(選手も監督もみんなそうだろうけど)
7点差、8点差あっても、9回にアウトを一つ二つ取るまでは安心できないものである。
打たれ始めたら釣瓶打ちのように打たれ、崩れ始めたらドミノ倒しのように崩れる、
それが勝負の世界の恐ろしいところである。人生もそういうものである。
私自身は、試合の流れとかいったものをあまり信じないのだが、
実経験のある元選手の解説者がそれを強調するのも、わからないわけではない。
評論家とか解説者というものは、とかく深い意味付与を施したくなるものなのである。
それが彼らの存在理由なのだから。
実際には、流れとか運の傾きとか、そんなものとは関わりなく意外な展開があるので、
離れがたくおもしろいのだが。。。

王手をかけても、最後の最後まで日本一を願望はするけど、
まだまだ信じられない、買って兜の緒を締めたくなるのがファン心理である。
絶対に勝って欲しいと思うから、油断大敵、楽観禁物となるのである。
ここまではよく打ってきたけれど、明日は完全試合をやられるかもしれないのである。
3対0から3対4で逆転優勝されてしまったチームもあるのである。
普通のペナントレースの中だったら、ま、こんなこともあるさ、で済むけれど、
7試合だけで決定する代表戦だと、それでは済まされないものである。

それにしても、このシリーズでは二岡がすごい。
3前連続猛打賞の上、きょうは満塁ホームランで試合を決めた。



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