先週の金曜日にCD屋に寄った際、「小松亮太ライヴ・イン・東京2002」を買った。 その場で見て、何となく期待して買ってしまった、早い話が衝動買いである。 最近、加古隆(ピアノ)のアルバムでバンドネオンの響きに魅せられていたので、 このバンドネオン奏者のアルバムを聴いてみたくなったのである。 正確に言えば、4人のバンドネオン奏者と弦楽合奏とピアノでのタンゴである。 それを今夜聴いたのだが、実にこれもまた刺激的な演奏である。 タンゴなんて陳腐なもの、と若いころ聴きすぎて食傷気味だったのに、 このCDといい、少し前に買った葉加瀬太郎(バイオリン)のタンゴアルバムといい、 実に新鮮で刺激的で情熱的ななタンゴを聴かせてくれる。 こういうのは確かに金で買ったのだけれど、金で買えないものももたらしてくれる。
それに引き換え、昨日手に入れた「日本の吹奏楽レパートリー第8巻 飛天の舞」は何だ。 「飛天の舞」とはいかにもゆかしき題名ではないか。 どんなに美しく幻想的な曲かと思いきや、まったくわけのわからん曲である。 併録の伊藤康英の「交響曲」なるものも、まったくわけがわからない曲である。 かろうじて真島俊夫の「三つのジャポニズム」は一応聞ける曲だったけれども、 職業意識でやっとこさ耐えられる程度のもので、そんなに心に入るわけではない。 解説は各曲をほめちぎっているけれど、誇大広告、あるいは詐欺である。
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