TENSEI塵語

2003年02月18日(火) 「後で、、、」の精神

家に帰ったら、明日ケーブルインターネットの工事に来ることが決まっていた。
きょう連絡してきて明日とはひどい、と私は焦ったけれども、
義父母と妻の判断で、明日でOKの返事をしてしまっている。
私が焦ったのは、その工事のために業者は屋根の上に上がって配線を始め、
その線を2階の部屋に引き込むはずであり、屋根に上がるためには、
3階の私の部屋の窓から外に出て、壁に備えられた梯子で上がって行くはずである、
ところが、私の部屋は私以外のものが見たら目を覆いたくなるような惨状だし、
窓への通り道も完全にふさがれている状態だったからである。

2カ月以上も前から片づけて整理整頓しようといつも思いながら、
申し訳程度に整理したことはあったけれど、それも元の木阿弥になっていた。
休日の前日には、明日こそは部屋の片づけだぞー、と意欲満々になるのに、
休日を迎えて、さて、、、と思った途端に、これからの労力に恐れをなして、
ま、、、来週で、、いっか、、、などと、後延ばしにしてしまうのである。
そうして、ますます部屋はごちゃごちゃになる一方である。
たとえば、ダイレクトメールだの支払い通知書だのが届く。
ざっと見て、積んでおくのである。捨てていいものも、「後で、、、」である。
ホントに要らなくなったら捨てよう、というわけで積んでおくのだけれど、
そのまま忘れてしまい、机の上のその山がある時バラバラと落ちたりもする。
その時、拾って整理すればいいのに、「後で、、、」とそのままにしておく。
読んだ本、調べものにちょっと垣間見た本、そんなのも、
床の上の堆積の上にぽんと置く。片づけるのは「後で、、、」である。
その堆積の底の方に必要なものを見つけて引っぱり出して、
ますますグチャグチャになっても、整理するのは「この次、、」である。
こういうだらしなさにかけては、全国レベルでも優秀な成績をおさめるのではないかと、
誇らしい思いに満たされるほどである。

そのおかげで、今夜は実に苦しい思いで3時間ほどを過ごした。
とにかく大急ぎで、2カ月以上も恐れをなしていた片づけに専念したのである。
多くの物を移動し、ゴミ袋を満タンにして、久々にあちこちの床と面会することができた。
少なくとも、明日の工事に支障のないだけのスペースは確保できた。
けれども、移動した物の整理は、やはり「後で、、、」なのである。
その「後で、、、」がいつになるかはわからない。

それにしても、試験問題を作り終えててよかった。
ここ4、5年、仕事上のいくつかの面で、「後で、、」の精神が弱まっているのである。
主任などという立場に置かれるようになった、唯一のメリットかもしれない。
でなければ、今夜など、部屋の片づけは諦めて、試験作りに没頭していたに違いない。


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