スーパーに買い物に出かけて、最近つくづく思うのは、 買い物の嵩を気にするようになったこと。 レジ袋が有料になってから、 たいていエコバッグやら、有料の5円のレジ袋(再利用)を持って 買い物に行くわけだけれど、3つも4つも持って行かない。 だから、どうしても、買い控えするようになる。 嵩張るカップラーメンなどはもうほとんど買わなくなってしまったし。。 以前は2、3日分の材料を買ったりすることもあったのだが、 もう今はそんなこともできず、明日からまた、 実に渋ちんな娘のケチケチ買い物に委ねることになるわけだ。
レジ袋有料化が、エコのためなのか、店のためなのかはともかく、 消費面にいくらか影響を与えているのではないかと思うのだが。。
10年ほど前、粗大ゴミの処理がめんどうになった。
それまでは、年に2回、無料回収日があった。 いくつかたまった邪魔物を、すぐ近所の回収場所に出しておくだけで、 きれいさっぱりなくなった。
ところが、実にめんどうなシステムに変わってしまった。 まず、ウイークデーの日中に電話をしなきゃいけない。 電話をして、回収してもらう物品を説明しなきゃならない。 説明したら、それぞれの処置方法と料金を教えてくれるので、 その袋やらチケットやらを買いに行かなきゃならない。 多忙な勤務をしている者には、めんどうで億劫でしょうがない。 休日に電話できるのなら、まだかなり動きやすいんだけどね。。
そんなわけで、物が捨てにくくなった。 ゴミ減らせ、簡単に捨てるな、の道徳観からすれば、 それはいいことなのかも知れないけれど、捨てられないために 長年買い換えできないでいるものがいくつかある。
一方で消費を促す掛け声があり、 一方で消費を妨げる制度が増え、、なんてまた思ってしまった。
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