2008年12月20日(土) |
「ハムナプトラ」を見た |
ずっと気になっていながら、億劫でなかなか見られなかった 「ハムナプトラ」の1作目を、今夜やっと見た。
もっと深刻な雰囲気と、息の詰まるようなアクションを想像していたが 何とコメディーだし、軽いノリで楽しんで見ることができた。 「インディージョーンズ」や「ダイハード」みたいに、 何でこれで死なないわけ?? なんてうんざりさせられるほど ハラハラするシーンにつき合わされて疲れることもなかったし。。 仕事に疲れた週末の夜に気楽に見るのにちょうどよかった感じだ。 古代研究に熱心なあまり向こう見ずなヒロインのエヴリンがかわいいし。
もうひとつ、億劫だった理由は、ミイラ。。 ミイラがいくつも出てくるんだったらご免だよ、と思っていたけれど、 それほど不快感は感じさせられなかった。 確かに醜怪な姿をしてはいるんだけれど、、不思議な。。
さらにメイキング映像を見ていたら、 ミイラや虫のCGメイキングの苦労話に終始していて、 とても細かい配慮や研究をしているのに驚かされた。 10年前のCGなんだなぁ、、と思いつつも。。 ミイラのデザインを確定するまでの長い道のり、 動きを作る前の、筋肉の動きの精密な研究、 俳優の演技をもとにミイラに動きをつけていく過程。。。 ・・そうなんだなぁ、、アニメーションとしてじゃなく、 実写の中に実写であるかのように入れなきゃいけないわけだから。。
映画の内容とは関係ないけど、このメイキングの締めくくりに、 CG制作の中心にいた人が言っていた言葉が印象に残った。
CGが発達すると俳優はいらなくなるかと言うとそれはありえない。 CGを極めるほど、俳優の演技の必要性を感じる。 思わぬ演技が生まれる、というのが人間の俳優の力だ。 無限の計算が可能なPCができない限り、 CGは人間の俳優の代わりなど永久にできない。 ・・だいたいこんな内容の話だったが、実に納得できた。
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