2008年12月21日(日) |
IL DIVO のニューアルバム |
2、3日前の朝日新聞にIL DIVO の記事が出てて、 それで、待っていたニューアルバムがすでに出ていることを知った。 さっそくネットで注文しておいたのが、きょう届いた。
ひととおり聞いてみたけれど、んーー、、、 今までの3枚のアルバムに比べると、ちょっともの足りない気がする。 それは全く個人的な趣味の問題で、 1作目の「Regressa Mi」「Ti Amero」とか、 2作目の「Si Tu Me Amas」「Isabel」とか、 3作目の「Night in White Satin」「Come Primavera」みたいな 情緒の曲がほとんどなくて、どちらかというと少々夢幻的傾向。
それから、今まで彼らの歌が、手抜きなく盛り上がる作りだったのが、 どの歌もついつい聞きたくなってしまう魅力だったのだけれど、 作風を少し変えてしまったようだ。
しかし、インタビュー映像で話を聞くと、 彼らにとっては最高の、革命的な出来上がりらしい。 確かに、ハーモニーのバランスは以前より精緻になってる感じだけど。。
最初、この4人組の存在を知ったとき、 何だぃ? ダークダックスやボニージャックスみたいな奴らか? 男組にはあんまり興味ないしなぁ、、、と、 やめてちょ! みたいな気分だったのだけれど、 アマゾンのレビューを読むうちに試しに聴いてみたくなって、 ちょっと取り寄せて聴いてみて、びっくりしてしまった。 異質の声を集めたアンサンブルの表現力に。。。
サラ・ブライトマンもそうだけど、彼らに感じた魅力は、 どんな曲でも(たぶん私の興味を惹かないはずの曲でも)、 いい曲に聴かせてしまう、という妙味のためである。 ・・というわけで、しばらくこのCDとつき合ってみるのは確かだ。
しかし、まだ、Within Temptation の呪縛から逃れていない。。 こちらは、歌唱力よりも、もう、曲自体がすばらしい。
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