Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 ありがたい出逢い


 渋谷のYAMAHAで、

 使用してる音楽ソフトのレッスンに通う事にした。

 今日が本レッスン1日目。


 【機材を充実させなければ、とする風潮は

  よくないですよね。

  みんな情報に惑わされてると思います。

  音楽としていいかどうか、というのが先で
 
  エフェクターとかはその後。
 
  コンプとかEQとか

  ないならない方がいっそいいんです。】
 

 
 ・・・と、機材レッスンの根底から

 くつがえすような先生の力説(笑)。

 この先生、音楽人としてしっかりしてるなぁ。


 ささっとググったら、

 KinKi○idsなどの楽曲提供もしてる方。

 そういうバリバリの方が

 師匠と同じ事を言う。

 心の支えになるなぁ。



 【例えばクライアントやディレクターなどに囲まれ、

  「ここのスィング感がどうの、何tickずらしてみてよ」

  「テンポ1BPMあげてみて?」
 
  「24bit/96kじゃないとやっぱり音質がね〜」

  などと言う人に、

  一応対応したフリをして

  『どうでしょうか?』

  と聞かせてみたら、

  「おっ、いいねぇ、やっぱりこれだね!」

  と言われるんです。

  実は何にも変えてないんですよ(笑)。 

 
  立場上、自分が上、という事を

  周囲に誇示するための修正など、

  音楽的じゃないオーダーが沢山溢れます。

  だから上手に駆け引きするんです。

 
  24/96と16/441の違い、

  オレだってわかんないですよ(笑)。】




 おぉ・・・。

 師匠も全く同じ事を言っていた・・・♪


 一流の音楽家の本音の共通点が

 しっかりわかったので、

 心の支えが強化された。

 その上で、業界人達と上手に

 おつきあいしていく方法を

 しっかりその方からも学びたいな。


 師匠はホント絶妙だった。

 色んな現場を見せて頂いたけれど

 さらっと受け流したり
 
 わかったフリをしたり

 わからないフリをしたり

 偉そうにしたり

 謙虚にしたり・・・

 場を読みながら どれも演技に見えなくて

 ホントに天然なんじゃないか?と見まがえる程。



 その方もきっと

 色んなコミュニケーションスキルを駆使して

 現場に臨んでるんだろうな・・・。



 



2010年09月03日(金)
初日 最新 目次 MAIL


My追加