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今あたしはひとりで暮らしている。 あまり実家には帰らないのは最初の日記に書いたとおり 父親に女としてみられるのが厭だから。 家に帰って夜型のあたしが夜ひとりで居ると、 (テレビ見たり父のパソコンいじったりねこ抱っこして本読んでたり) 父親がやってくる。 嬉しそうなかおで。 そしてわたしの至近距離に坐り、 いろいろなことを云う。 あたしの躰に触れることをさりげなく懇願する。 あたしの顔をじっと見ながら。 そしてあたしはきれいだと愛でられる。 それがとっても厭なので、帰りたくない。 猫は恋しいけれど、 今度帰ったら父親に何かされるのではないか という恐怖が消えない。 おうちに帰ることをシュミレーションすると憂鬱になる。 内田春菊さんの「ファザーファッカー」という本に出会ったとき、 あたしは何だか救われた気がした。 父親との近親相姦を書かれた本で、 この本は彼女の遺書がわりらしいのだけど。 でも内田さんの相手は養父だった。 あたしの父は本物だ。血もつながっている。 電話であたしと繋がりを持とうとするあたしの父。 母親に語るよりも甘く。 優しいともいえるのだろう。 でもあたしには気持ち悪い。 それ以外でしかない。 着替えも覗かれる。 親子なんだから良いらしい。 もしかしてお風呂場での気配は猫でも不審者でもなく父親? そんな考えが頭を巡る。 お風呂場の大きな窓。 あたしがお風呂に入ってるとき、脱衣所にもかまわず入ってくる父。 どんどん家に寄りつかなくなる放蕩娘。 他の人にとって実家が安らげる場所だというのが単純に羨ましい。 帰りたくない。
るう
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