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しかし人間傷なんてない方がいい。ひねくれるし臆病になるし、何処へ行くにも自分を取り繕って、自己を肯定できない。傷ついたほうが人に対して優しくなれる、というのは慰めにしかならない。 うーん。不便だな。 何かでもわたしのたちの悪いところは怖いのに、というか怖いからなんだと思うけどその恐怖を克服するために、怖いと思うタイプの人にも愛想良く振る舞ってしまったりする。そんなことしても傷を増やすだけなのに、これこそ無駄な努力だわ。 直らないのかしら。 でも、ACや神経症を含めてこういうものは直るのか?という様々な論はありますが、私がいちばん正しいと感じられるのは 「回復はするけど完治はしない」 という説だと思う。 自分の男性恐怖症状について想うのはやはり不便だと云うことだ。 好きな男の子お気に入りの男の子にもいろいろ躊躇うし。 優しい言葉を掛けてもらっても信じられない。 そしてあの時こうすれば良かったという後悔だけが降りつもる。 なんとかしたいなあ。わたしの周りの人のためにも、何よりも私自身の為に。 不必要な気負いが入ったり、もしくは大して親しくもない人がえっちなお話を繰り広げるに当たって、 「そういう話はやめてください」 と云えない。 自分は厭な思いをしているのにそれを伝えられない。 云うのと云わないのではどちらが簡単かといえばわたしには後者のほうが簡単だ。いい大人でそういう感じだということは「云っても無駄なんだろうな」と感じてしまうし、そういう状況で自分の傷を曝すというのがどれほどの勇気を消費するのだろう。 その人がずれてるのかわたしがずれてるのかもよく判らないし。 云わないで人を切るほうが容易い。 自分が別に気に入ってない人だったらなおさらだ。
るう
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